オクラはアフリカ原産の野菜と言われ、日本では夏の野菜とされています。
オクラを塩でこするのは味付け、茹で上がりの色を良くするほか、オクラに生えている産毛をとって口当たりを良くする効果があります。
オクラには害虫を防ぐため、果実部分にトゲのように固くなる産毛を生やしており、収穫後も鮮度が高いオクラに生えている産毛は手に刺さってしまうほど固い場合があるようです。
そのまま口に入れてしまうと口当たりが悪くなってしまうので、塩もみして産毛を取るようにしているようです。
オクラの産毛は何のために生えている?
オクラなどの植物は害虫被害を防ぐため、防衛機能を備えていることがあるとされています。
そのひとつが毛状突起と呼ばれる産毛で、この産毛があることで害虫がうまく取りつくことが出来ないため、害虫被害を防ぐ役割を持っていると言われています。
この産毛は鮮度が良いほど固くトゲのようになっており、人間が触ると産毛が手に刺さってしまうこともあるほどです。
また、産毛があることによって空気中の水分を得ることが出来たり、逆に果実の水分を蒸散させない効果も認められているようです。
塩でこすると見た目も良くなる?!
オクラの産毛が残っていると口に刺さってしまったりして口当たりが悪くなってしまうとされています。
この産毛を取るために、オクラは茹でる前に塩でこする作業を行う必要があるとされています。
塩でこすると産毛は綺麗に取れるとされ、また、茹で上がりの色が青々としてとても綺麗に仕上がるようです。
オクラのヘタを取るか、がくの部分を取った後、塩を適量まぶし、まな板の上で転がしたり、ビニール袋などに入れて表面をこするように揉むと良いでしょう。
そのあと、塩が付いた状態で鍋にいれ、およそ2分茹でることで美味しく食べられる状態になるとされています。
まとめ
オクラには食物繊維やビタミンなどが豊富に含まれているとされ、その栄養を余すことなく食べるには茹でるのが一番だとされています。
適切な調理方法を覚えて美味しくオクラをいただきましょう。
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