なぜオクラは他の野菜とは違い、緑色のネットに入れられて販売されているのかご存知でしょうか。
これは人間の目の錯覚「色の同化現象」を利用して、オクラの黒くなってしまった部分を見えなくする効果を狙っているとされています。
緑色のネットに入ったオクラの鮮度を見分ける方法を調べてみました。
ネットがオクラの黒い部分を隠している?!
人間を含む動物の目は、小さな色は周囲の色と同化して見えてしまうことがあります。
これを色の同化現象と呼ばれているようですが、この現象を利用したのがオクラの緑色のネットとされています。
オクラは日持ちしない野菜と言われており、3~5日程度で黒く変色する箇所が増えてしまいます。
緑色のネットに入れると、網目から見える黒い部分は、オクラの緑色の部分や、ネットの緑と同化して見えるため、黒い部分が目立たなくなる効果があるようです。
その為、多くの小売店ではオクラは緑色のネットに入れられて販売されていると言われています。
オクラの鮮度の見分け方は?
透明な袋に入っていれば、黒い部分が少ないオクラを選べばよいでしょう。
緑色のネットに入っているオクラは、ネットの小さな隙間から黒い部分を探してチェックする他、ヘタの部分を触って固いものを選ぶ、先端からヘタに向かって指をなぞらせて、産毛がトゲのように刺さるかチェックするのも有効とされています。
オクラの表面に生えている産毛は鮮度が良いほど固く、トゲのように指に刺さることがあるためです。
まとめ
色の同化減少を狙った効果は、ミカンの赤いネットなどでもよく見られていた方法ですが、ネットの普及によって、その販売方法が非難されたり、品種改良や輸送技術の進歩で、見られることが少なくなってきたと言われています。
オクラに関しては、その殆どが海外からの輸入品であり、未だに、こうした緑色のネットで黒い部分を目立たなくする方法が多く見受けられます。
オクラの固さや産毛を調べて、鮮度の良いものを購入するようにしましょう。
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