山からのキレイな水や、湧き水の近くなどに自然に生えていることもある「クレソン」ですが、ヨーロッパなどでは「薬草」としても知られているそうですね。
春から秋にクレソンは育つそうですが、3月~5月ぐらいのクレソンは茎も柔らかいそうで、おいしく食べることに向いている時期だそうです。
ただ栽培方法も比較的かんたんで繁殖力が強いそうなので、栽培されている農家さんも多く1年中お店に並んでいるみたいですね。
今回は、料理方法によってクレソンの栄養に変化があるのか調べてみました。
クレソンを加熱した場合の栄養素について
以前、クレソンは料理店などで「肉料理の付け合わせ」として使うことが多かったようで、家庭ではあまり食べることはなかったんだそうです。
でも、だんだんと「サラダ」や「和え物」そして「炒め物」にも使えて、栄養価も高いということから家庭でも食べる方が増えてきたそうですね。
クレソンの栄養素
クレソンの栄養素の中で1番に特徴的なのが「ベータ・カロテン」が豊富に含まれていることだそうです。
100gの中に2700μgに含まれているそうで、ミニトマトやネギよりも多いそうですよ。
ベータ・カロテンは体内に入るとビタミンAに変化する性質があるそうですが、強い抗酸化作用を持っていて血をキレイにしてくれるそうです。
そのことによって、高脂血症や動脈硬化を防ぐという役割があるんだそうです。
その他に、むくみ改善に効果があるといわれている「カリウム」が100g中330mg含まれていたり、ビタミンCや鉄分なども含まれているそうですね。
加熱した場合(茹でる)
クレソンに含まれているビタミンCには、美肌効果やストレスへの抵抗力を強める役割があるそうですが、茹でるとビタミンCが溶け出してしまうそうです。
それはビタミンには「水溶性」と「脂溶性」があるそうで、ビタミンCは水に溶けやすい水溶性だからだそうですよ。
そこでクレソンを茹でる場合は、なるべく短い時間で茹でるほうがいいそうで、できれば沸騰したお湯に、さっと湯がく程度がおすすめだそうです。
でも茎の部分の辛みが苦手な方もいらっしゃると思うので、茎から先に茹でるという方法もあるみたいですよ。
炒めた場合
クレソンに含まれている「ベータ・カロテン」ですが、脂に溶けやすい脂溶性なのでクレソンと油を一緒に炒めることで、体に吸収しやすくなるんだそうです。
オリーブオイルとクレソン、そしてしめじなどのきのこ類をしょうゆと塩味で炒めても、すごく美味しいそうですよ。
まとめ
クレソンには、体内でビタミンAに変化するベータ・カロテンや、むくみ改善に効果があるといわれているカリウム、またビタミンC、鉄分などの栄養素が含まれていることを知りました。
また加熱した場合ですが、ビタミンCは茹でると溶け出してしまうことや、ベータ・カロテンは油で炒めることで体へ吸収しやすくなるそうなので、色々な料理法で食べてみたいなと思いました。
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