短期間で変色しやすいため扱うのにちょっと手間がかかってしまうブロッコリー。
買ったその日のうちに全部食べてしまえばいいのですが、そんなわけにもいかない。
そこで生の状態で保存するとしたら一番どんな方法が適しているのか今回お話ししたいと思います。
保存状態によって長持ちする期間が全く違ってくる
ブロッコリーを常温保存したり、冷蔵庫で保存、冷凍庫で保存などそのご家庭によって保存方法は変わってきますよね。
ちなみに、常温保存で夏場が1~2日、冬場でも3日くらいしかもちません。
それに比べて冷凍庫で保存した場合、約1ヶ月もつとされています。
ですが冷凍保存した場合解凍するときに加熱しすぎると、しなしなしておいしく食べられないので解凍方法に少々手間がかかります。
今回は冷凍せず、常温や冷蔵庫保存する場合どのような保存方法がいいのか、また少しでも長持ちする方法をレクチャーします。
ブロッコリーを常温保存する場合
ブロッコリーは最適保存温度が約0~5度とされています。
よって夏場はもちろん、冬もできるだけ冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。
ブロッコリーの実の部分は「つぼみ」とも呼ばれお花を想像してもらえればわかりやすいかと思いますが、ちょっとした温度変化で枯れたりしおれたりしますよね。
ブロッコリーも全く同じで適した環境で保存しなければ、すぐ変色やつぼみが硬くなってしまうのです。
ブロッコリーを冷蔵庫で保存する場合
ブロッコリーを冷蔵庫で保存するときは次の3つの方法のどれかを行うことで少しでも長持ちすることができます。
1つめは「葉っぱをとり、水で洗わず、そのままの状態で湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでくるんでおく」ことです。
葉っぱをとることでブロッコリーにたくさん含まれている栄養素が少しでも逃げないようにするため葉っぱをとります。
ちなみに葉っぱにもたくさん栄養が含まれているので、そのまま捨てずにおひたしや、味噌汁の具として食べるといいですよ。
2つめは「茎の部分を下にして、立てて保存する」ことです。
ブロッコリーを触るとわかりますが、つぼみの部分はやわらかいため、横にしたり下を向けて適当に置いておくと、つぼみが圧迫され、変色などの劣化の原因になります。
よって、必ず「立てる」ことを覚えてください。
そして最後3つめですが「ビニール袋に入れて軽く口を閉める」ことです。
1つめに紹介した方法と似ていますが、ブロッコリーは乾燥にも弱いので一定の湿度が大事になります。
ビニール袋に入れることでその乾燥が防げます。
まとめ
今回はブロッコリーを生の状態で保存するときの方法と、長持ちするコツをお教えしました。
結構ブロッコリーの保存方法で悩んでいる方も多かったと思いますが、ちょっとした一手間を加えるだけで長持ちするのです。
とはいえ、長持ちといっても冷蔵庫保存でも最大5日と短いので、できるだけ買ったらすぐ食べることをおすすめします。
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