栽培を始めてから収穫までに3年以上かかるアスパラガス。
それだけに実りが待ち遠しくうれしさも格別ですね。
その後の毎年の収穫は10年近く続きますし、株分けをすることにより、収穫量を増やすこともできます。
息の長い栽培と収穫を繰り返すことができるコツなどがあるのでしょうか?
すぐには食べられないアスパラガス!収穫の基準は?
アスパラガスの苗を植えつけるのに適した時期は10~11月か3~5月といわれます。
1年目の小さな苗は、秋になると枯れてしまうので、刈り取ります。
2年目の春に肥えた土に植え替えますが、この苗も秋になったら刈り取ります。
追肥を行い越冬させ、3年目の春にやっと収穫できるようになるのです。
なお、ある程度大きく育った大苗から育てた場合は2年目から収穫が可能です。
芽の長さが20cm前後になった頃が適期といわれますので、枝元をナイフやはさみ等で刈り取っていきましょう。
大きく育てすぎるとスジがかたくなったり風味も落ちてきますので、いいタイミングで収穫してくださいね。
待ちに待った収穫!注意点は?
長く栽培していくため、アスパラガスの収穫については注意点があります。
それは、収穫期にすべての芽を刈り取ってしまわないことです。
アスパラガスの株をうまく管理して育てていけば年々株が大きく育つので、収穫量も増えていきます。
そのために、収穫期後半の6月以降に生えてくる芽や細いままの芽などは残しておき、株に養分を蓄えさせる役割を担わせるようするのです。
残された芽は茎や葉を伸ばしていきますので、それを支える支柱を立てるなどして立茎をきちんと行うことが大事です。
収穫期はどのくらいあるの?
アスパラガスは春と夏~秋にかけてよく成長しますので、一年に2回の収穫チャンスがやってきます。
もちろんその両方の時期に収穫は可能ですが、株の成長も大事ですので、計画的にバランスの取れた収穫を計画するのがいいでしょう。
収穫のピークは5~6年目で収穫の期間も長くなり、2ヶ月くらいは収穫できるでしょう。
冬にはアスパラの地上部は枯れてしまい、病原菌をなくすために株を焼いたりするので、夏~秋に収穫する場合は若茎がなくなるまで行ってもいいようです。
まとめ
アスパラガスの芽がたけのこのように土から頭を出す姿はとてもかわいらしいですね。
若茎の成長はとても早いので、毎日観察して食べ頃を逃さないようにしましょう。
また、少しでも長く収穫するためにも、全部刈り取らずに次回の為に株を育てることも大切です。
毎年同じ作業になりますが、計画的な栽培ができるように心がけたいものです。
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事