煮込んだり炒めたりと、とても身近な野菜のにんじん。
それぞれの調理に向く切り方があります。
切り方一つで味も変わってくるのは他の野菜と同じです。
切り方やにんじんの部位をよく見てみましょう。
切り方の種類
いちばんよく使うのは輪切りですね。
棒のような大根やゴボウやきゅうりに使われる切り方です。
輪切りは横向きにしてブツブツと切っていく切り方です。
乱切りは、横にしたにんじんを切るごとに半回転ほどさせる切り方です。
ごつごつした石のような形になります。
いちょう切りは、太いにんじんを使います。
縦半分にして、輪切りのように薄めに切っていきます。
千切りは、細く長く切る切り方です。
火が通りやすいので、炒め物などに使われます。
その他にも、おせち料理に使われるような飾り切りや、グラッセに使われるシャトー切り、短冊や拍子木のように長方形に切る方法もあります。
芯と外側・根本と先
にんじんも部位によって味や硬さが違います。
これも切り方と合わせて知っておくと、料理に合わせた下ごしらえができます。
にんじんの外側と先の方は柔らかいのでサラダに向きます。
先の方はアクが出やすいです。
芯は硬いので、煮ものに使いましょう。
にんじんはすりおろして紅葉おろしなどの薬味に使うことがあります。
その場合は、根本の硬い味の濃い部分を使うとよいでしょう。
見分け方もあります
食材を買うとき、どんな風に鮮度や、おいしさや使う料理に合ったものを選べばよいか迷いますね。
にんじんも見分け方があります。
にんじんに残っている茎、軸というのでしょうか。
その軸の太いにんじんは硬い芯が太いということなので、煮崩れせず出来あがるので煮物に向いています。
軸の細いにんじんは、繊維が細く柔らかく甘みも強いので、生食向きです。
選ぶときは表面がつやつやして色の濃いものを選びましょう。
形はまるっこいものが良いようです。
まとめ
にんじんのどの部位がおいしいのか考えたこともなく、全部の部位を使って煮物もサラダも作っていました。
大根や白菜などの大きな野菜なら、切り分けて保存するときに『ここはこれに使おう』などと考えますが、にんじんは手のひらにのるくらい小さな野菜なので、そんなに区別することもなかったのです。
どんな野菜にもその料理に向く部位があるようです。
毎日のお惣菜ではなくちょっと気取った料理をする時は、そんな小さなことに気を向けてやってみようか、と思いました。
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