パクチーは独特の香りがあって、そこが苦手だという方は結構いますよね。
パクチーはタイ語です。
英語ではコリアンダー。
コリアンダーは、日本でもハーブの香辛料のコーナーにあるので、名前を知っている方は多いと思います。
中国では、香菜(シャンツァイ)とよばれています。
名前は違いますが、すべて同じ植物の呼び名です。
そんなパクチーには、様々な栄養や効能がありますので、それらについてご紹介します。
目次
パクチーの効果・効能
豊富なビタミンB1で元気に
パクチーにはビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、糖質の代謝を促してエネルギーへと変換させるのを助け、疲労回復効果が期待できます。
夏なら夏バテ防止にも期待できます。
またビタミンB1には、脳や神経の機能を維持する効果があり、神経機能の異常を予防する効果も期待できます。
パクチーの香り成分は女性の味方
パクチーには、リオナール、ゲラニオールという香り成分が含まれています。
リオナールは消化促進や食欲増進、さらに鎮静作用があり、ストレス性の頭痛や偏頭痛に効果が期待できると言われています。
そして、ゲラニオール。
ゲラニオールには女性ホルモンの一種、「エストロゲン」の分泌を助けてホルモンバランスを整える効能があります。
そのため生理痛や更年期障害の症状の緩和などに期待できるようです。
このあたりは、女性人気がある理由のひとつではないでしょうか。
豊富なβカロテンで体を強くする
βカロテンは色の濃い緑黄色野菜に多いと言われていて、パクチーにも多く含まれており、主要な栄養素です。
βカロテンは摂取すると体の中でビタミンAに変換され、粘膜の免疫力を高めて細菌やウイルスから体を守ってくれる働きをします。
ビタミンAは目の神経伝達物質となり、視力の低下を防ぐ効果も期待できるようです。
カリウムでミネラルバランスを整える
パクチーには、カリウムも豊富に含まれています。
カリウムは体内の過剰なナトリウムを排出してミネラルバランスを整える働きをします。
これにより、むくみや高血圧の予防に期待できます。
夏は特に汗をかき、飲み物を多く摂取してミネラルバランスが崩れがちですから、夏にパクチーはおすすめです。
パクチーの解毒作用
パクチーに含まれているデセナールという成分が、ヒ素やメチル水銀などの重金属を体の外に排出してくれる働きをするようです。
まとめ
パクチーには、たくさんの効能が期待できますね。
香りの世界、アロマでのコリアンダーは、「幸せの香り」と言われ、スパイシーで甘い香りです。
パクチーのあの独特の香りは根や葉に多く含まれており、種からはほとんど香らないようです。
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