れんこんを生で食べると食中毒になるとよく聞きますがどうなのでしょうか。
下処理の方法や保存はどのようにすると良いのかなど、ご紹介します。
れんこんの生食と食中毒について
れんこんは生で食べると食中毒になるとよく聞きますが、れんこんを食べて食中毒事件を起こしたニュースの影響が大きいように思います。
集団食中毒で、中毒症状が現れたうちの11名が亡くなる事件が大きくニュースでも話題になっています。
辛子れんこんの製造段階で、「からし粉」に微量のボツリヌス菌が汚染し、真空パックの中で長期的に保存されたことによって菌が繁殖したと言われています。
自然界に存在する毒素の中で、1番毒素を持っている菌として、ボツリヌス菌はとても恐ろしい菌だと言われています。
この事件以来、真空パックの辛子れんこんはあまり販売されていません。
しかし、生のれんこんを食べると毒があるという事とは全く違い、生でもおいしく食べることが出来るので、安心して食べることが出来ますよ。
れんこんはどのくらい日持ちするの?
れんこんは、元々水の中で生きているので、乾燥を極端に嫌います。
保存する際は、極力空気に触れないようにし、乾燥を防ぐようにしましょう。
- 切らない状態で丸ごとれんこんを保存した場合の賞味期限は1週間程度
- 途中で切れているレンコンの賞味期限は2~3日程度
- 水につけたれんこんの賞味期限は2~3週間
と言われています。
正しく保存した結果なので、しっかりと保存するようにしましょう。
れんこんの中には6月~9月上旬にかけて出回る新れんこんがあります。
この時期に出回るれんこんは上記のように日持ちがしないので、出来るだけ早く食べるようにしましょう。
れんこんの下処理方法
れんこんの下処理の手順は、皮を剥く→切る→あく抜き→茹でるという手順になります。
れんこんを水につけると、シャキシャキとした食感はなく、ホクホクとした感じになります。
煮物や揚げ物であれば、酢水ではなく、水につける程度で大丈夫です。
れんこんを切ったら、調理法によって酢水かもしくは水に5~10分ほどつけてから調理するようにします。
まとめ
れんこんは生で調理して食べるとシャキシャキとした味を楽しむことが出来ます。
生で食べることによって、レンコンに毒の成分が含まれているわけではないので、心配なく楽しむことが出来ますよ。
保存方法や下処理などを行って美味しく楽しく食べましょうね。
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