よく知られているレタス栽培は、広い畑に、収穫前のレタスがならんで植えられている光景を思い浮かべます。
アレはきっと、｢土耕栽培｣と呼ばれる栽培法で作られるレタスでしょう。
一方、土の代わりにスポンジなどを苗床に栽培する方法は、｢水耕栽培｣と呼ばれる様です。
今、レタスの栽培方法の違いで、｢土｣と｢水｣がそれぞれ使われていることで、レタスが栽培されている場所を理解できるぐらいで、それ以外の違いについては、分かりません。
調べてみました。
レタスの水耕栽培とは？
特徴
- 清潔な水での栽培
- 専用の機器での栽培
・・・など。
メリット
- 自然(天災)の影響を受ける必要がない→ストレスがない
- 狭い場所(キットなど)で栽培できる
- 計画的に栽培できる
- 1年を通して安定
- 土の抵抗がないので、根のハリが早い→生長が土耕栽培より早い
- 病気や虫などの影響を受ける可能性が低い
- 農薬を必要とする可能性が低い→安全性が高い
- 健康的なレタスが作れる
- 出来栄えや品質は一定で安定
・・・など。
デメリット
- 栽培キットの購入
- 栽培用のライトの購入(電気代)
- 工場の立ち上げを考える場合の初期費用が大きい
・・・など。
レタスの土耕栽培とは？
特徴
- 土を耕しての栽培
- 屋上やビニールハウスなどでの栽培
・・・など。
メリット
- 立ち上げる時の設備費が少なくてすむ
- 病気や虫の害を特定しやすい
- 水の使用量が少なくてすむ
- 設備(マルチや肥料など)や電気代が少なくてすむ
- 味良く育つ
・・・など。
デメリット
- 自然(天災)の影響を常に受ける→ストレスがかかる
- 生産時期を選ぶ
- 土の抵抗を受けるので、根のハリが遅い→成長が水耕栽培より遅い
- 病気や虫などの害を受ける可能性が大きい
- 農薬を必要とする可能性が大きい→安全性の問題
- 出来栄えや品質が不安定
・・・など。
まとめ
水耕栽培と土耕栽培の1番大きな違いは、やはり畑で栽培されるのか、清潔な水で栽培されるのかの違いでしたが、その2つには、それぞれにメリットとデメリットがありましたが、レタス栽培の初心者からでも失敗しない方法を考えた場合には、水耕栽培の方が断然有利ということが分かりました。
一方、今でも多くの地域でレタスの土耕栽培が盛んに行なわれ、スーパーなどでは1年を通じてレタスを購入することができています。
土耕栽培でレタスを栽培するには、たくさんのデメリットがありながら、簡単に生産者が水耕栽培へ移行できないのは、水耕栽培をするための施設(屋内で栽培)の建設、そのあとにかかる設備費や電気代などの維持費(コスト面)など、かなり高額な費用がかかるからの様に思えます。
そうなると、きっと、スーパーでの価格も上がってしまうのではないでしょうか。
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