レタスは、多少の価格変動はありながら、日本各地で栽培されているので、1年を通して店頭で見ることができます。
各地で栽培されるレタスは、どの様な環境と期間で成長しているのでしょう。
レタスの成長について、調べてみました。
目次
レタスの成長とその期間
一般的なレタスの栽培計画
- 春まき(パターン1)
- 種まき:2月上旬
- 植え付け:3月上旬
- 収穫:4月下旬~6月上旬
- 春まき(パターン2)
- 種まき:3月中旬
- 植え付け:4月下旬
- 収穫:5月中旬~6月下旬
- 夏まき
- 種まき:8月上旬
- 植え付け:9月上旬
- 収穫:10月中旬~11月中旬
地域別によるレタスの栽培計画
- 冷涼地
- 植え付け:4月下旬~5月下旬→収穫:6月中旬~7月上旬
- 植え付け:8月中旬~9月上旬→収穫:10月下旬~11月中旬
- 中間地
- 植え付け:4月中→収穫:6月中
- 植え付け:8月中旬~9月中旬→収穫:10月下旬~11月中旬
- 暖地
- 植え付け:3月下旬~4月中旬→収穫:5月下旬~6月中旬
- 植え付け:8月下旬~9月下旬→収穫:10月下旬~11月中旬
レタスの成長
種をまく(育苗)
- 春まき:暖かく、保温ができる環境
- 夏まき:涼しく、換気ができる環境
レタスの種が発芽しにくくなる状態を「レタスの休眠」といい、25℃以上で休眠状態になる様です。
特に、夏まきのレタスの種の場合には、まく前に準備が必要ということです。
- レタスの種を5~6時間、水につけておく
- 水を切って、冷蔵庫(野菜室)に数日入れておく
この作業で、種が目を覚ます(発芽できる様になる)そうです。
- ポットなどで育苗:双葉になったら、間引き
- レタスの植え付け:本葉が4~5枚が目安
- レタスの収穫:レタスの天辺を手のひらで押さえて、締まった感触があたら、収穫時期
レタスの温度管理について
レタスは、たいてい寒いくらい涼しく、雨は多くない環境を好む様です。
日本国内では、露地栽培が盛んで、春と初秋の気候か、長野県や北海道なら夏が栽培に適している様です。
生育の適温
レタスの生育に最も適しているのは、18~23℃ということです。
特に、育苗の時期には、最低5℃、最高23℃を目標温度にしている様です。
天候との兼ね合いも重要で、レタスの成長の中で、1番注意を払う段階の様です。
温度の違いによる変化
- 30℃以上:根の生長が弱る
- 10℃以下:レタスの成長がゆっくりになるので外葉ができない※外葉:レタスの外側にできる硬くて青々とした葉
- 5℃以下:レタスが玉を作らない
- 0℃以下:レタスの葉の表面が浮いて剥がれる
- -2℃以下:レタスの葉が凍って凍害となる※レタスの葉が凍る状態が繰り返されると、レタスの株自体が弱って「腐敗病」になりやすくなる
トンネル栽培法のトンネル内部の温度管理について
- レタスが玉になるまでは、25℃を目安に管理
- レタスが玉を作り出したら、20℃を目安に管理※外との気温差をだんだんなくしていく
- レタスが収穫時期を迎えたら、15℃を目安に管理※外との気温差をなくして、湿度を上げる
まとめ
レタスは、春まきと夏まきの2つのパターンがあり、ほぼ2か月で出荷できるまでに成長する様でした。
どの地域でも2回目の栽培では、収穫時期がほぼ「夏まき計画」と同じ位の様です。
レタスと温度の関係について調べた結果、レタスの成長段階のどの時期にも温度は大きく関係し、数℃ズレただけでも、病気などの害を受けることが分かりました。
温度管理の重要性がうかがえました。
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