ブロッコリーのようなアブラナ科の野菜は病虫害の被害に遭いやすいのです。

無農薬では作付面積が広い場合は困難です。

ブロッコリーは食用部分が葉に包まれているため、ほとんど農薬の影響は受けません。

野菜を食べるときには洗浄しますが、ブロッコリーは小房に分けて洗浄すれば、虫も取り除くことができますし、残留農薬があったとしても流れてしまいます。

それでも心配な場合は茹でて下さい。

またこちらはアメリカによる残留農薬の調査結果ですが、イチゴが1位、ブロッコリーは30位でほとんど人体への影響はないとされています。

ブロッコリー 国産 農薬

ブロッコリーに使う農薬

黒腐病

  • フロンサイドSC:ねこぶ病予防
  • カッパーシン水和剤:抗生剤
  • キノンドウ水和剤40:予防剤
  • バイオキーパー水和剤:有用昆虫に影響なし

軟腐病

  • ジーファイン水和剤:ミツバチへの影響が少ない
  • スターナ水和剤:菌の増殖を抑制
  • ナレート水和剤:糸菌有効
  • バイオキーパー水和剤:有用昆虫影響なし

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べと病

  • ダコニール1000:耐性菌出現事例なし
  • ヨネポン水和剤:薬害ほぼなし、カルシウム含む
  • ライメイフロアブル:耐雨優秀
  • レーバスフロアブル:耐雨性あり

国内で使用が認められている農薬です。

この農薬における人体への影響はほぼないとされています。

まとめ

ブロッコリーにはビタミンが多く含まれていますが、ビタミンは水溶性で水に溶け出してしまいます。

生で食べるのに越したことはないのです。

でも、少し心配なことがあります。

野菜にはアクがあります。

アクにはタンニンなどの有害物質が含まれています。

アクは米のとぎ汁で抜いたりします。

ブロッコリーはどうでしょうか?

有害物資になるほどは含まれていないようですから、気にする方は湯がいて、多少の渋みや苦みも味のうちと思われる方は生でいきましょう。

ヨーロッパでは生食で食べるそうです。

湯がいてもビタミンの8割は残ります。

また苦みや渋みはほぼ感じられません。

野菜のアクは害虫から身を守るための防衛手段とされています。

アブラナ科の植物は虫が大好きなので、アクも少ないとされています。

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