ブロッコリーやカリフラワー、キャベツの先祖はケールの変種です。
ケールは昔から薬としても使われていた野菜です。
今でも、青汁に使われています。
またスプラウトから花蕾、茎、最近では大きな葉っぱまで余すところなく、使用されています。
需要が伸びる中、広大な面積を使ってコストがかかる方法での出荷をしています。
生産者にとっては病虫害は大変な問題になりかねません。
日々様々な努力を重ねています。
ブロッコリーの空洞化
ブロッコリーの空洞化を、ホーローステムといいます。
茎に穴が空いてしまいます。
虫の被害ではなく、栄養成長によって起こります。
穴が空くと組織にべと病が入る恐れがあります。
べと病になると穴の周囲は茶色く変色します。
味はやや落ちますが、その部分を取り除けば食べられます。
空洞化していても、薄い茶色なら問題なく食べられます。
空洞化は収穫して茎の断面を見るまでは判りません。
早生品種で暖かい時期の収穫と、晩生の暖かくなってから収穫する品種にでます。
急激に暖かくなったり、乾燥から過湿になったりすると出ることがあります。
また急に窒素が効いて発生します。
こちらも実は天候の影響で、窒素が多いから出るわけではありません。
ブロッコリーにはいろいろ病気があり、空洞化もそのひとつです。
まとめ
ブロッコリーには、さまざまな病虫害がありますので、とくに空洞化に的を絞ったところで、どうにかなるものでもありません。
空洞化しにくいとされている品種はピクセルやおはよう、スターラウンドなどです。
また品質基準の厳し地域は空洞があるだけで、B品選別されてしまいます。
またある地域では空洞化していても、食べる部分に問題が無ければA品です。
要は家庭菜園で空洞化が起きても食べられますので、くれぐれも廃棄しないで下さい。
また、紫色に変化するのはアントシアニンの仕業ですが、もちろん食べられます。
これはブロッコリーの防御反応で寒さに晒されると紫になります。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、紫色になると甘みを増します。
なにも問題はないので、安心して食べて下さい。
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