ブロッコリーを栽培する上で、欠かせないのが農薬です。
特別、病気になりやすい野菜ではありません。
しかし、病気の予防や害虫による被害を防ぐためには農薬が必要になるのです。
登録されている農薬をまとめました。
ブロッコリーの定植準備に使用する農薬とは？
土壌の処理や、定植期に防ぐ主な病害「根こぶ病」に使用する農薬は、ピリジナミン系剤の「フロンサイドSC」。
特徴は、昆虫や天敵への影響がないこと、予防効果をメインとしています。
ブロッコリーが最も育つ時期に使用する農薬
ブロッコリーが最も育つ時期は、病害虫の被害が増えます。
代表的な病気が「黒腐病」。
使用する農薬の種類は主に「カッパーシン水和剤」・「キノンドー水和剤40」・「バイオキーパー水和剤」の3つです。
「カッパーシン水和剤」は銅剤、持続性があり、雨にも強く付着させやすいことが特徴です。
「キノンドー水和剤40」も銅剤ですが、こちらは予防効果が期待出来る農薬です。
「バイオキーパー水和剤」は微生物農薬です。
雨に強いことや、蚕やミツバチには影響がないことが特徴です。
軟腐病に効果が期待きる農薬
ブロッコリーが育つ時期に、農薬で対策を行わなければ予防が難しい病気の1つ、「軟腐病」。
主に３つの農薬を使用します。
1つ目は「ジーファイン水和剤」。
炭酸水素塩剤で、ミツバチに影響を及ぼす可能性が低い点が特徴です。
食品添加物を有効成分としており、有機農産物にも使用が出来る点が最大の特徴です。
２つ目は「スターナ水和剤」。
オキソリニック酸系剤であり、軟腐病を引き起こす菌の増殖を抑える効果が期待できます。
最後に「バイオキーパー水和剤」。
部生物農薬です。
比較的雨にも強い点が特徴であり、ミツバチや蚕への影響はない点があげられます。
まとめ
他にも「ナレート水和剤」などが有効と言われています。
オキソリニック酸系剤。
予防効果が期待できます。
また、糸状菌にも効果が期待出来る農薬です。
予防も非常に重要となるため、農薬を使用して元気なブロッコリーを栽培しましょう。
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