ブロッコリーは、家庭で栽培をする事も可能です。
しかし、美味しいブロッコリーを収穫するためには栽培時に注意も必要になります。
最も注意すべき点や、対策方法などをまとめました。
ブロッコリーの病気に注意
ブロッコリーの栽培が難しいと感じる方もいるようです。
それは、病気に侵されてしまい、収穫まで至らなかった経験がある方もいるためでしょう。
ブロッコリーの栽培で最も注意したい点は、病気になってしまうことなのです。
ブロッコリーがかかる病気は、主に4種類でベト病、根こぶ病、軟腐病、黒腐病です。
病気の特徴
- ベト病は、まず葉の脈に斑点が見られます。裏に白カビが生えてしまいます。
- 根こぶ病は水分や栄養吸収を妨げてしまいます。そのため、上手く育たず収穫まで至らないという事に繋がります。
- 軟腐病はベトベトとした手触りになり、腐ってしまいます。また、病気の進行に伴い悪臭を放つことが特徴です。
- 黒腐病は、黄色い病斑が見られ、その病斑の範囲が広くなって行きます。
使用する農薬
ブロッコリーの生育期に気を付けたい様々な病気。
登録されている農薬を使用して対策を取るという方法もあります。
有機塩素剤の「ダコニール1000」、雨に強く薬害がほぼないと指定されている「ヨネポン水和剤」、浸透性に優れた「ライメイフロアブル」「レーバスフロアブル」などもあります。
しかし、農薬を使用する前に予防をすることも大切です。
湿度が上がりすぎないようにしたり、害虫による媒介を防ぐため防虫ネットなどを使用しましょう。
防虫ネットは外れやすいため、緩みやズレがないかどうか、常に気を付けて見ておきましょう。
まとめ
ブロッコリーは、長期間寒い環境で栽培されていたり、太陽の光に当たる時間が長くなると紫色になります。
この変色に関しては、病気ではなく色素に関連するアントシアニンの作用です。
注意すべきは、生長途中の病気が害虫の被害です。
防虫ネットなどで予防をすることが重要なのです。
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