冬レタスはどこで栽培されることが多いのでしょうか?
冬レタスの産地や結球レタスの病気の種類についてまとめてみました。
冬レタスの産地は?
レタスの生産は大きく分けると春レタス・夏秋レタス・冬レタスに区分されます。
春レタスは茨城県・香川県・兵庫県などの大都市近郊の農業地帯でトンネル栽培されています。
夏秋レタスは長野県・群馬県が大産地で、冷涼な気候をいかして露地栽培で大規模に生産されています。
冬レタスは比較的温暖な静岡県・香川県でトンネル栽培がされています。
冬レタスの産地では水田の裏作としてレタスが作付けされます。
結球レタスの病気の種類は?
菌核病
結球レタスの地面近くの葉が淡い褐色になって、進行すると黄褐色になって腐敗してしまいます。
発生時期は7月~11月頃に発生しやすいです。
発生条件は気温が低くて雨が続くと多発してしまいます。
治療方法は薬剤の治療が可能です。
腐敗病
結球レタスの結球した外葉に黒光の不整形な褐色の病斑が現れ腐敗してしまいます。
発生時期は10月~11月頃に発生しやすいです。
発生条件は高温多湿で多発してしまいます。
治療方法は薬剤による治療のみ可能です。
軟腐病
結球レタスの外葉に水が染みたような暗褐色の病斑ができ、腐ったような匂いがします。
発生時期は6月~10月頃に発生しやすいです。
発生条件は高温多湿で多発してしまいます。
治療方法は薬剤による治療のみ可能です。
斑点細菌病
結球レタスの外葉の縁に水が染みたような褐色の斑点が出来てしまいます。
発生時期は4月~11月頃に発生しやすいです。
発生条件は高温多湿で多発してしまいます。
治療方法は薬剤による治療が可能です。
灰色かび病
根の表面に病班が出来てしまう病気です。
べと病
葉に染みたような斑点か出来てしまう病気です。
などの病気がかかりやすいです。
レタスに使用登録のある薬剤は?
- アフェットフロアブル(灰色かび病・菌核病・すそ枯病)
- ベルクート水和剤(灰色病・菌核病)
- ダコニール(すそ枯病・べと病)
- ベンレート水和剤(すそ枯病・灰色かび病・菌核病)
- ロブラール水和剤(すそ枯病・菌核病・灰色かび病)
- スミブレンド水和剤(灰色かび病・菌核病)
- ジーファイン水和剤(軟腐病・腐敗病)
- コサイドボルドー(腐敗病・軟腐病・斑点細菌病)
- Zボルドー(腐敗病・軟腐病・斑点細菌病・べと病)
- キノンドーフロアブル(軟腐病・斑点細菌病・腐敗病)
- カスミンボルドー(斑点細菌病・腐敗病)
- スターナ水和剤(軟腐病・腐敗病)
などがあります。
まとめ
レタスは夏は涼しく冬は暖かい場所で栽培されているんだなと思いました。
結球レタスの病気や病気に使える薬剤もさまざまありますが、早期発見早期治療で早めに対処するのが重要ですね。
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事