みょうがは中国大陸から渡ってきたとされる多年草の一種です。
多年草とは毎年花を咲かせる植物の総称で、みょうがも毎年、食用となるつぼみ部分を収穫することができると言われています。
日本では3世紀ごろから栽培が行われていたという記録が残っており、なじみの深い作物のひとつだと言えるでしょう。
独特の香りや辛味、鮮やかな色合いから、珍味として親しまれてきたようです。
みょうがは放任してても育成するくらい、栽培が容易な作物だとされており、家庭菜園でも人気の作物のひとつだと言えるでしょう。
みょうがは日陰でひっそり育つ?
みょうがは湿度の高い環境を好むとされ、日陰の湿った土に根株を植えるだけで、勝手に育成するとされています。
日当たりの良い場所では日焼けして傷んで腐ってしまうようです。
家庭菜園でみょうがを育てる場合は、冷暗所にプランターを置いて栽培すると良いでしょう。
適温は15度前後だと言われています。
湿度は土が乾燥しない程度に水やりをして保つようにすると良いでしょう。
肥料がなくても育つようですが、元肥と1か月程度の間隔で追肥すると収穫量が増えるでしょう。
収穫後に枯れてしまったら?
みょうがは夏から秋にかけてが収穫のシーズンだと言われています。
土から花のつぼみが顔を出したら、手でちぎって収穫するようです。
収穫が終わった10月ごろ、そのまま放置して冬を迎えると、苗が枯れてしまうことがあるようですが、冬の時期には根株に栄養素を蓄える性質があるようなので、見た目が枯れてしまっていても問題は無いと言われています。
冬は乾燥しすぎてしまうと根株が腐ってしまうことがあるようなので、適宜水やりをしておくと良いでしょう。
暖かくなる5月ごろになると、また新芽が出てくるので、その頃から追肥すると良いでしょう。
まとめ
みょうがは何度も収穫が出来る作物で、収穫直後はとても香りが強く、味わいも深いとされているので、家庭菜園にとても向いている作物だと言えるでしょう。
栽培も放任で大丈夫だとされているので、家庭菜園を始めようとおもう方にはオススメの植物です。
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