日本では奈良時代から栽培されてきたとされる歴史の古い長ネギですが、様々な切り方があり、用途によって分けられていることをご存知でしょうか。
見た目の美しさはもちろんですが、切り方によって味わいの違いや、風味、歯触りの変化などを楽しむことができます。
切り方の方法を幾つか調べてみました。
長ネギの切り方
万能の切り方「斜め切り」とは
長ネギ本来の風味、食感などを楽しみながら、ほかの食材の引き立て役にもなれる斜め切りは、基本の切り方と言っても良いでしょう。
斜めに切ることで、切り口が大きく、火の通りがよくなるため、炒め物や鍋など、最後に投入してあげると、長ネギの良い香りとシャキシャキの食感を楽しめる、一般的な切り方と言われています。
特に肉類などと一緒に炒めたり、煮たりすることで、肉の旨みが長ネギに染み込み、とても良い味わいになるため、すき焼きなどによく使われている切り方の一つです。
小口切りは薬味に向いている？
薄く輪切りにすることを小口切りと言い、みそ汁やそばの薬味などに向いているとされています。
小口切りにすることで辛味を抑えて生食でも食べれるようになるため、整腸作用や抗菌作用などの効能を期待でき、薬味としての利用に適していると言えるでしょう。
整腸作用が期待できるため、お腹を冷やしやすいお刺身やそばなど、冷たい料理と一緒に食べることが多いようです。
千切りは歯ざわり命！？
千切りにする場合は、わざと繊維を残すことで、シャキシャキの食感をより楽しむことができ、煮魚や麺類、椀物などやわらかい食材と一緒に食べることで風味を生かすことが出来るでしょう。
冷水にさらすことで、より強い歯ごたえを出すこともできるようです。
煮魚の甘みのアクセントに、長ネギのピリっとした辛味があうと言われています。
まとめ
基本の切り方についてまとめてみました。
紹介した方法以外にも、みじん切りやあら切りなどにして、つみれや炒め物の薬味などに利用する方法など、切り方ひとつで、いろんな料理に利用することが出来るようです。
甘さの強いネギなどは、大きくぶつ切りにして、そのまま煮たり、焼いたりしてメインの食材にすることも可能と言われているので、ぜひ試してみてください。
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