長ネギは秋から春にかけての寒い時期が旬です!
奇しくもその時期は風邪や体調不良の多発する時期と重なっていますね。
古くから民間療法ではネギを薬として使う事があり、人によりますが効果が確認されております。
例えば風邪などによる喉の痛みには軽く炙ったネギを喉に巻いたり、乱暴な話では肛門にネギを挿入すると良いなどの話を聞くこともありますが、これらは科学的根拠が全くありません。
ネギの有効成分であるアリシンは体内で効果を発揮する成分ですから、食べて体内で吸収されなければ意味がありません。
身近な人で前述のような民間療法をしている方を見かけたら教えてあげるのが親切というものですね。(とは言ってもプラシーボ効果も侮れませんが…)
長ネギの土寄せ
長ネギには土寄せが必要です。
土寄せを行うことで日光に当たらないようにし、軟白処理を行います。
植え付けから収穫まで合計で4回ほど行うのが理想的で7~8センチ程度盛ります。
追肥を加えながら、だいたい1ヶ月間隔で土寄せを行います。
収穫の1か月前に最後の土寄せを行ってから、成長点(葉梢の少し下)まで埋めてしまい完了です。
ネギの苗の植え付け
種から発芽し成長した長ネギを圃場に植え付けます。
植え付けの目安はだいたい20~30センチ程度の草丈でネギの苗に適した土壌を用意しておきましょう!
手順としては、
- 苦土石灰を150g/m2まいて丁寧に耕しておきます。
- 次に約15cm幅で深さが30cmくらいの溝を掘ります。
- 予め用意したネギの苗を1本ずつにばらしておきます。
- 株と株の間を15cm取って、掘った溝に立てかけるように植えます。
その際藁を敷いて軽く土をかぶせると地表の乾燥を防止出来ます。
長ネギの肥料と時期!その方法は?
長ネギは収穫までに数回に分けて肥料を与えることで、格段に良く成長し美味しくなります。
時期としては苗から植え付けの時期と収穫までの土寄せ時のタイミングで肥料を与えるのが良いとされます。
肥料は成分バランスや効果、コストを考えると鶏糞(鶏の糞)などの有機肥料が良いとされています。
鶏糞は窒素2~3%、リン酸4%、カリ2~3%とバランスよく含まれているので理想的です。
まとめ
ネギは収穫までに8ヶ月かかり栽培期間は他の野菜に比べて若干長く、苗の植え付け、土寄せ(場合によってはマルチングやシート掛け)など美味しく育てるには手間の掛かる野菜です。
初心者には向かないと言われる長ネギですが、正しいしい知識をもって臨めば決して難しい野菜ではありません。
みなさんも頑張って長ネギ栽培にチャレンジしてみませんか?
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