大根は平安時代にはすでに漬けものにするなど、なくてはならない食材でした。
冬の間のビタミン不足を補う保存食としても進化してきたのです。
大根おろしは効率よく必要な栄養素を摂れる合理的な方法です。
近年は冷凍技術もすすみ、栄養価を損なうことなく、冷凍保存する方法が数値として示されています。
大根おろしに適した部位と栄養価
大根おろしに適した部位は葉の下に近い部分です。
大根おろしにする場合は使う分だけ皮ごとおろします。
舌ざわりは皮ごとだと若干気になりますが、栄養価は残ります。
皮の部分の栄養価は中心部分の倍あります。
大根おろしは、おろしてすぐなら、冷凍しても栄養価にほとんど変化はありません。
冷凍温度がマイナス18℃以下なら栄養価はそのままです。
解凍する方法に問題があります。
大根の栄養素は熱により減少しますので、自然解凍が1番いいのですが、急ぐ場合は保存袋のまま流水で解凍が早いです。
電子レンジの場合1分以内なら、減少は食い止められます。
大根おろしを冷凍保存しても、問題ありません。
冷凍と解凍の方法で栄養価はほとんど変わりません。
なめこおろしのように、山のものと和えたりいくらと和えたり、胃にも優しいのでごはんのお供に食卓にだしてください。
まとめ
大根は生のままが、より栄養価が高いのですが、それよりも15倍も栄養価を高める方法があります。
切り干し大根です。
大根は干すことで栄養価が凝縮されるのです。
カルシウムは生の大根の23倍、カリウムは15倍、食物繊維は15倍ビタミンB1.B2は10倍を越します。
ただ糖質制限のある方は注意が必要です。
干すことでアップする栄養価ですが、糖質も5倍に上がってしまいます。
余った大根はかつら剥きかピューラで縦に長く剥いて天日ひ干します。
洗濯バサミに留めたり、ザルに入れて日当たりがよく、風通しがいい場所でカラカラに干し上げれば、切り干し大根の完成です。
カラカラに干し上げたものは日持ちします。
使う時には水でもどして、煮物や炒めものの具材にします。
ほかの乾物ともども利用の幅を広げておくと便利です。
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