秋から冬にかけてが旬の大根。
旬の時期の大根はみずみずしく、鍋や煮物にも最適です。
夏にも大根を楽しめますが、辛味が強いため大根おろしに最適です。
1年を通して楽しめる大根ですが、もともとは海外の野菜です。
それでは、いつ頃日本へ伝来したのでしょうか。
大根の歴史や、品種に関してもまとめました。
大根伝来の歴史
大根は、中東、地中海が原産の野菜。
日本に伝来したのは弥生時代であるとされています。
大根はアブラナ科の野菜であり、キャベツなどと同じ種類です。
日本全国で栽培されており、気候や土壌を選ばないことが特徴です。
中国などでも広く栽培されています。
大根が最初に食べられたのは紀元前2500年頃であると言われています。
エジプトでピラミッドを作っていた方が食べ始め、その後ヨーロッパへ広がりました。
ヨーロッパからアジアへ広がり、室町時代には一般的に栽培されていました。
日本で食べられている主な品種とは
大根は品種が多いことも特徴です。
日本では100種類以上の品種が存在しています。
日本で一般的に食べられているのは青首大根です。
辛味が少ないことで、生でも食べられサラダなどに活用されています。
しかし、昔は白首大根が一般的でした。
白首大根の特徴は辛味。
そのため、広く好まれることは無く青首大根が主流となったのです。
日本で食べられている大根には桜島大根という品種もあります。
非常に大きいことが特徴で、一般的に30ｋｇ程度の重さがあることも特徴です。
甘みが強く、柔らかく食べやすい大根です。
一般的では無いものの、比較的広く食べられている大根に聖護院大根があります。
京野菜として愛されている品種です。
カブのようなビジュアルで、見た目も可愛らしい大根です。
こちらも甘みが強いことが特徴です。
まとめ
古い歴史と、様々な品種がある大根。
他にも二十一日大根があります。
その名の通り、1か月ほどで収穫される大根です。
煮物などにされることは少なく、生で食べられることが多い品種です。
二十一日大根、実は家庭菜園でも楽しめるため、是非栽培にチャレンジしてみてくださいね。
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