赤くて丸いカブのようなラディッシュ。
ラディッシュと似た野菜で、ビーツという野菜がありますが、ラディッシュとビーツは同じ仲間なのでしょうか。
今回は、ラディッシュとビーツのそれぞれの特徴について調べてみました。
ビーツの特徴について
ビーツの原産は地中海沿岸で、アカザ科フダンソウ属の根菜です。
ビーツには、砂糖の原料としても使われている甜菜と同じ仲間に当たり、ショ糖が多く含まれているので、かなり甘い野菜と言った特徴もあります。
西洋から東欧にかけて身近な野菜としても親しまれており、ロシアでは赤いシチューのボルシチには欠かせない食材としてもかなり有名です。
主に根の部分が食用として言われていますが、若い葉は緑に赤い線が入っていてすごく綺麗なので、ベビーリーフの一つとしても用いられています。
食べれないことはありませんが、クセが強く、食用として用いられることはあまりありません。
輪切りにすると、きれいな年輪のような模様が見えることも、ビーツの魅力であり、特徴としても言われています。
品種や栽培環境によっていろいろな模様や形のものがあり、白い部分が多かったり、全体に濃い赤紫のものだったりと、いろいろな種類のものがあります。
ラディッシュとビーツの赤色について
ラディッシュもビーツも赤い色をしているのが特徴ですが、色素の成分はそれぞれに違うようです。
ラディッシュの色素には「アントシアニン」という色素が成分として言われており、ビーツの色素にはベタライン類と呼ばれる植物性の色素で、赤紫色の「ベタシアニン」と黄色の「ベタキサンチン」によるものが成分になっています。
この2つの成分のバランスによっていくつかの品種が誕生し、赤紫色の部分が黄色い物やオレンジ色のもの、赤紫の部分の幅が狭く白い部分が広いものなど、さまざまな種類のものがあります。
まとめ
ラディッシュは赤カブのように見えて大根の仲間です。
見た目には同じように見えるビーツですが、全然違う野菜です。
ピリッと辛いラディッシュと、甘いビーツは味覚的にも対照的な野菜だということが分かります。
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