焼き魚に添えられるあのピンク色をした生姜の名前は何というのでしょうか?
食紅でピンク色に色付けて、甘酸っぱい味に煮込んであるあの生姜の名前は何というのでしょうか?
調べてみました。
ひね生姜を梅酢で色づけることも
そのピンク色をした生姜は、ひね生姜を色付けしたものだそうです。
コップにひね生姜を入れ、色が付いて欲しいところまで梅干しの汁や梅干しの紫蘇を入れて染めるだけということで簡単にピンク色のひね生姜が出来上がるそうです。
自宅で梅干しを漬けている方は、材料はすぐ揃うでしょうから焼き魚の横に飾る、ピンク色のひね生姜をいつでも作ることができるわけですね。
市販の梅干しは、汁が出ないと思いますし、紫蘇もほとんど入っていないようですので、代わり市販の梅酢(色は赤)を使ってもよいでしょう。
新生姜に多く含まれるアントシアン
新生姜にはアントシアンという色素が含まれているのですが、このアントシアンという色素酵素が、酢と反応すると、赤く変色するそうです。
この色素は、新生姜に多く含まれているそうですが、ひね生姜になるにつれ、段々アントシアンは薄れていくようです。
新生姜は1回湯通しすると、どんどんピンク色に変色していくようですが、この原因はよくわかっていないそうです。
現代の科学でも原因がわからない生態を持つ植物はまだまだあるようですので、今後の研究に期待したいと思いますね。
焼き魚にはつきもののはじかみ生姜
ひね生姜に新しく生える新しい根の部分、一般には新生姜と呼ばれるものですが、この部分の名前が一般には、はじかみ生姜という名前の生姜に当たるようです。
はじかみ生姜は、焼き魚と一緒によく盛り付けられている、あのピンク色の長細い生姜のことですね。
新生姜を筆のように整形した後、湯通しをし、塩を振った後、熱をとり、甘酢につけて仕上げたのが、はじかみ生姜ということです。
そのはじかみ生姜の色は、天然の色が変色し、お酢と合わさった色として出る色素反応の色なんですね。
まとめ
ピンク色のはじかみ生姜ですが、焼き魚や煮魚の盛り付けに加えられていることが多いと思いますので、皆さんもこの生姜のことはよく目にすると思いますが、名前を知っている方は、なかなかいないのではないでしょうか?
鮮やかな色が料理の見た目をよくするという効果だけでなく、頂く側のことも考えた役割というものがちゃんとあるようですね。
懐石料理の焼き物にはじかみ生姜が添えられていることが多いのもそのあとに続く料理の味を、より引き立てるためだと言われています。
はじかみ生姜を食べることによって、次に来る料理の前に、口の中の魚臭さを取り除くことができるそうです。
つまり、味覚のリセットをしてくれる大事な役目が、はじかみ生姜にはあるということですので、皆さんも一応、この名前は覚えておいた方がいいと思います。
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事