食べ合わせは昔から伝えられているものもありますから、まったく知らない知識ではありません。
食べ物は一種類で食べることは少なく、いくつかのものを組み合わせます。
大切な栄養素を台無しににする組み合わせがあったり、必要な栄養素の効果を最大限に引き出す効果があるものもあります。
生姜と相性の悪い食べ合わせ
ハチミツと生姜は、寒い冬には欠かせない飲みものと思っていませんか？
これが実は良くないのです。
ハチミツは体にエネルギーを与えて、水分を補給する、また解毒の役割も期待されています。
東洋医学的に言えば、滋養強壮ですね。
生姜は体を温めて風邪を予防し、咳を防ぐ効果を期待されています。
ところがハチミツの解毒作用が生姜に効いてしまい生姜の効果が薄れてしまうのです。
にわかには信じがたいのですが、対策としては、ハチミツを黒砂糖に変えることでより一層の効果が期待できるようです。
黒砂糖はビタミン、ミネラル、カルシウム、カリウム、亜鉛などを含み、塩分の過剰摂取を防ぎ、血液をサラサラにし、不足しがちなカルシウムの補給など期待される栄養価は高いのです。
砂糖に生姜を入れた菓子は昔からあります。
生姜糖ですね。
お湯に溶かして生姜湯にしたり、鍋に溶かした黒砂糖に生姜を加えてペーストにして、パンに塗っても美味しいです。
まとめ
昔からよくない知られる食べ合わせですが、単なる言い伝えではなく、食に関する警笛でもあることはいくつか証明されています。
先人の知恵ですね。
- うなぎ×梅干し
うなぎの脂と梅干しの酸味が胃を刺激して消化不良を起こすと言われています。
- スイカ×天ぷら
胃が弱い人や腸が弱いひとはやめた方が無難です。
- カニ×柿
どちらも体を冷やすので食べないほうが良く、昔はどちらも傷みやすいので、食中毒の危険がありました。
- 人参×大根
人参に含まれるアスコルビアーゼという酵素が大根のビタミンを破壊してしまうので良くないのですが、酢を加えると問題が解消されます。
食べ合わせの一覧がありますので、一度目を通しておくといいですよ。
普段は気にかけていない意外な組み合わせに驚きます。
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