生姜を調理する際に切りにくかったり、切りやすかったりした経験はありませんか?

実は生姜の繊維には、ある一定の向きに並んでおり、その繊維に対してどう切るかが問題となります。

そこで今回は、生姜の切り方やすりおろし方について紹介していきたいと思います。

生姜 繊維 向き

生姜の繊維の特徴

生姜の皮の表面をよく見ると、横方向に線が入っているのを観察することができます。

実は、生姜の繊維は皮の表面とは逆で、入っている横線に対して垂直に入っています。

皮の表面に沿ってゆっくりと包丁で切ると、小さな丸いポツポツとした繊維の断面が姿を現します。

生姜の繊維に対して平行に包丁を入れると、あまり切りにくく、垂直に入れると簡単に切ることができます。

ちょっとした切り方の違いが味の違いや食感の違いを生じさせる原因となりますから大切です。

この繊維に対してどの向きで調理するかによって、生姜の食感も変わってきます。

そこで次に生姜の繊維に沿った切り方やすりおろし方を紹介していきます。

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生姜の切り方やすりおろし方

生姜を千切りにする場合は、表面の膨らみを切り落とします。

こうすれば、まな板に置いてもコロコロと転がることも少なくなります。

生姜の表面の線に垂直に切っていけば、筋に逆らわずに切ることができます。

器に水を入れ、えぐみや灰汁を取り除くため、生姜を水にさらします。

おろし金ですりおろす際も、表面に見られる線に対して垂直に、円を描くようにすりおろしていきます。

こうすることで、繊維が口の中に残りにくい滑らかな食感になります。

すりおろした生姜を包丁でたたくと、細かい繊維がつぶれてキレイなおろし生姜となります。

筋を取り除く場合などは、こうすると長い筋のまま取り出せる可能性も高くなります。

そして何よりも、おろし金の後片付けも簡単です。

まとめ

タマネギは切り方で食感が変わるのは知っていましたが、まさか生姜にも切りやすい方向が存在していたとは思いませんでした。

ぜひ繊維に沿った切り方をすれば、これまでとは違った生姜の味わいを体感できると思います。

生姜を買った際は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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