春菊をサラダなどにして生で食べると、食べた後口の中に渋みが残った経験がありませんか?
あの渋みの正体は何なのでしょうか。
また、渋みは体に悪影響なのでしょうか?
調べてみました。
渋みの正体はシュウ酸
春菊を生で食べた時、渋みを感じることがありますよね。
この正体はシュウ酸という物質なのです。
シュウ酸は過剰摂取すると胆石や結石の原因となると言われていますが、このシュウ酸が原因で胆石になるほど摂取するには、莫大な量を毎日食べる必要があるそうです。
このため、シュウ酸というよりも渋みの方が気になりますよね。
実は春菊の他にもシュウ酸を含む作物があります。
ほうれん草など、灰汁のある作物がシュウ酸を含む食べ物なのです。
しかし、春菊はほうれん草のわずか4%しかシュウ酸を含まないため、ほうれん草に比べると渋みもかなり少なく感じるのでは無いでしょうか。
シュウ酸を取り除くには?
たとえ少しの量でもシュウ酸が気になるという人は、シュウ酸を取り除く方法があります。
その方法は下茹でをすることです。
下茹でをすることでシュウ酸は取り除くことができます。
下茹でした春菊を流水などでしっかり洗うことで、シュウ酸を取り除くことが期待できます。
しかし、春菊を茹でると別の問題が怒る可能性があります。
それは、苦味の存在です。
どうすると春菊は苦くなる?
春菊の苦味の素は、主に葉の部分にあると言われています。
この葉の部分を10秒ほど加熱すると、苦味が増してくるそうです。
さらに20秒以上加熱すると苦くなってしまうそうです。
もしも、春菊の苦味が苦手な場合は10秒以上加熱する事は避けた方が良さそうです。
逆に、この苦味が好きな人は、少し長めの時間加熱してあげれば、苦味が増して、好みの味になるかもしれません。
まとめ
春菊をサラダなど、生で食べた時の渋みはシュウ酸が原因です。
このシュウ酸は灰汁のことで、ほうれん草などと比べると、春菊のシュウ酸の量はごく微量なようです。
このため、ほうれん草を生で食べるよりも春菊を生で食べた方が食べやすいのでは無いでしょうか。
また、このシュウ酸を取り除くこともできるようです。
その方法は下茹ですることです。
しかし、春菊を下茹でで加熱すると、加熱時間によっては、苦味が強くなる傾向があるそうです。
あまり苦味が好きでは無い人は、生で春菊を食べることも良いのでは無いでしょうか。
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