毎年の光景ですが春が来るとスーパーなどに並ぶ旬の食材の代表格としてたけのこがあげられますね。
たけのこは炊き込みご飯や煮物、酢豚などの炒め物でも食卓を彩ってくれる食材で、その香りや歯ごたえまでも楽しめることができる春野菜のひとつと言えます。
そんな“たけのこ”ですが、いざ調理に入ろうとする際に、あの円錐の形をどう切るかを迷った経験のある方もおられるのではないでしょうか?
そこで、今回は、数あるたけのこ料理の内、一番人気であろう炊き込みご飯に合う美味しい切り方にスポットをあてながら、他の切り方なども合わせてご紹介したいと思います。
たけのこの切り方の基本は?
まずはたけのこを横に2等分し、柔らかい部分の穂先と硬い部分の根元で料理の用途により切り方を変えます。
根元の切り方
根元は硬いですが、十分に煮込むと食感を楽しめる部分です。
煮物などにおすすめです。
その際は繊維を断ち切る要領で輪切りにします。
- 輪切り
たけのこを横向きにして、根元から順にお好みの幅に切ります。
かくし包丁に仕上げると食べやすくなります。
煮物などに合います。
- 半月・いちょう切り
輪切りにしたものを半分に切ります。
形を整える仕上げとなります。
同じく煮物などに合います。
又いちょう切りは輪切りしたものを4分に1に切ったものです。
- 短冊切り
根元部分(4~5cm程度)を使い、縦に1cm幅に切ったものを薄切りにし、中心にある空洞部分を避けて、端部分の硬いところを使うときれいにできます。
炒め物や炊き込みご飯に合います。
- 細切り
輪切りしたものを4分の1に切るものです。
炒め物などに最適です。
火が通りやすくたれにも絡みやすいのでチンジャオロースなどよいですね。
穂先の切り方
穂先の形を利用する切り方です。
煮物やお吸い物など美しい三角形が日本料理に彩りを添えます。
- くし型切り
穂先部分を放射状に縦方向に8等分します。
- たけのこを縦半分にして切り、穂先から好みの長さ部分を輪切りと同じ要領で切ります。
- 穂先のとがった先端部分を上にして縦に半分に切ります。
- 裏返して、さらに2~3等分します。たけのこはしっかりと押さえて切りましょう。
- 薄切り
穂先を2等分にし、切り口部分は下にして端から2mm幅程度に薄切りします。
炊き込みご飯や炒め物に最適です。
まとめ
以上、今回は炊き込みご飯に合う美味しい切り方にスポットをあてながら他の切り方なども合わせてご紹介させていただきました。
ちなみにたけのこの炊き込みご飯に使う調味料の黄金比率は、水10:醤油1:酒1と言われています。
穂先や根元をうまく合わせて食感を楽しむことが出来る炊き込みご飯、春に味わうマスト料理ですね。
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