きゅうりにあくがあるのはご存知でしょうか?
きゅうりの切り口を擦り合わせると白い液体が出るのですが、それがきゅうりのあくなのです。
白い液体のあくについてやきゅうりパックについてまとめてみました。
きゅうりを擦り合わせると出る白い液体はなに?
きゅうりを擦り合わせると出る白い液体は蟻酸(ぎさん)と呼ばれるきゅうりのあくで、きゅうりに含まれている苦味・渋味・えぐ味のことです。
きゅうりの緑色の皮のすぐ下には維菅束(水や養分などが流れる菅)があり、その中の液に蟻酸という渋味の元になる物質がたくさん含まれています。
これがきゅうりのあくです。
蟻酸はきゅうりのどの部分にも含まれているわけではなく、維菅束の中の液に集中しています。
この液を減らすことであくも少なくなります。
きゅうりの先端と実の切り口を擦り合わせるとたくさんの液が外に出て、実の中の蟻酸も少なくなります。
およそ2分間擦り合わせることで、あくを含む液がかなり少なくすることが出来ます。
他にも、板ずりと言って、まな板の上で転がし塩で揉んで、皮のすぐ下にある維菅束を壊して液を外に出し、あくを減らす方法もあります。
きゅうりパックとは?
きゅうりパックは、みじん切りにしたきゅうりを顔の上にのせるパックのことです。
ビタミンCによるコーラーゲン形成作用によって肌を引き締める効果に期待が出来て、さらに水分量がとても多いので肌の保湿も効果に期待が出来るので人気は高いですが、きゅうりはソラレンを含みメラニンが光に反応しやすくなる性質も持ち合わせていますので、きゅうりパックを行った後に紫外線を浴びてしまうのは良くありません。
シミなどを作ってしまう可能性があります。
きゅうりパックを行うなら夜の眠る前にきゅうりパックをやるのがおススメです。
きゅうりパック以外の使い方は?
きゅうりは水分量がとても多いので、寝る前に目の上にスライスしたきゅうりをのせると、パソコンやスマホで疲れた目の疲れを取り除いてくれます。
軽いやけどやあせもなどにもスライスしたきゅうりをのせて冷やすことで、熱を取り除きスーッと楽になります。
きゅうりをすり下ろしてガーゼに塗って患部を湿布してもスッキリとします。
まとめ
きゅうりは食べるだけではなくて、パック・やけどやあせもの応急処置にも使えます。
きゅうりがたくさんあって食べきれない時にパックなどに利用するのも良いかも知れませんね。
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