ハロウィンはヨーロッパ発祥のお祭りで、秋の収穫を祝い、悪霊を祓うためにかぼちゃでジャック・オ・ランタンを作ることで有名です。
しかし、なぜかぼちゃをくりぬいて怖い顔を作るようになったのでしょう?
その理由について、調べてまとめてみました。
ジャック・オ・ランタンとは?
英語でjack-o’-lanternと綴ります。
ランタンとは提灯の意味で、くりぬいたかぼちゃの中にろうそくを灯します。
かぼちゃには目、鼻、口をおばけのような顔にして穴をあけます。
ジャックというのはアイルランドの昔話に出てくる人名のことです。
アイルランドの昔話
昔、悪だくみが得意なジャックという男がいました。
ジャックは悪魔に魂を取られそうになったのですが、うまく悪魔を騙して、亡くなっても地獄へは行かないという約束を取り付けました。
しかし、ジャックが亡くなった後、生きている間に悪いことばかりしていたので天国へ行けず、かといって地獄へも行けなくなってしまいました。
そこで、カブをくりぬいた提灯の中にろうそくを灯し、それを手にもってこの世とあの世の間を彷徨うようになりました。
長い歴史の中でカブがかぼちゃに変わった
アメリカにアイルランドのハロウィンが広まったときに、カブはアメリカであまり一般的ではありませんでした。
そのため、カブがかぼちゃに変わったと言われています。
ろうそくを灯したかぼちゃを家の前に飾るのは、日本のお盆と同じように、亡くなった親族が道に迷わないようにと目印にしているのだそうです。
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— アイルランド大使館IrishEmbJPN (@IrishEmbJapan) 2017年10月5日
まとめ
もともと、ハロウィンはアイルランドのお祭りで、かぼちゃではなくかぶを飾っていました。
アイルランドの昔話で、ジャックという悪さばかりした男が、かぶをくりぬいたろうそくを手にもってこの世とあの世を彷徨ったという話が起源になっています。
アメリカにハロウィンが広まる際に、あまり一般的ではなかったカブではなく、代わりにかぼちゃを使うことによって、ハロウィンにかぼちゃを使うようになりました。
以上、ハロウィンにかぼちゃが使われる理由について、調べてまとめてみました。
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