西洋野菜のクレソンですが、とても栄養が豊富なようですね。
2014年のアメリカ疾病予防管理センターの機関紙によると「栄養素の高い野菜&果物」の中で41位中クレソンは1位になったそうです。
なかなか頻繁に食べる野菜ではないと思いますが、とても栄養のバランスがいい野菜ということなので、ぜひ食事に取り入れたいですよね。
今回はクレソンを薬膳から見た場合の効能などについて調べてみました。
クレソンを薬膳として考えた場合
薬膳とは中国の伝統医学の基本的な理念などをもとに、体の不調などを体質に合わせた食材と漢方を組み合わせて食べるという療法の1つだそうです。
最近は「薬膳カレー」や「薬膳おかゆ」「薬膳スイーツ」なんていうのもあるんだそうですね。
五気六味
薬膳の考え方では食材が体に入った時にどのように働くのか、またどのような味に変化するのかということを「五気六味」に分けて分類するそうです。
伝統的な考え方では「四気五味」といわれてきたそうですが、実際には「五気六味」あるんだそうです。
五気は、五つの性質という意味があり「寒性、涼性、温性、熱性、平性」と表すそうで、六味は「酸味、苦味、甘味、辛味、淡味、鹹味(かんみ 塩辛い)」と表すそうです。
クレソンを五気六味で表すと
クレソンは「寒性」で「辛味」だそうです。
寒性は身体の熱を冷ます作用があるそうで、辛味は発汗作用などがあり血の巡りを良くするんだそうです。
クレソンの効能と効果について
クレソンは「寒性」ということで、栄養素としては「カリウム」の成分が利尿作用や、体の余分な水分を体の外へ排出し体の熱を冷ます作用があるんだそうです。
そのことによりクレソンは、夏バテ予防や改善、またむくみ改善などの効果の可能性もあるみたいですよ。
またクレソンの「辛味」ですが、「シニグリン」という成分が含まれているそうで、わさびなどと同じ成分だそうです。
血行促進や食欲増進の効果があるそうで、疲労回復や慢性肩こりの解消など体の不調に役立つといわれているそうですよ。
まとめ
クレソンを薬膳として考えた場合、分け方としては「寒性」で「辛味」と分類されることや、寒性は身体の熱を冷ます作用があって、夏バテ予防や熱中症予防にいいことを知りました。
また辛味の部分は、血の巡りをよくするそうで疲労回復などに効果の可能性があるそうです。
ぜひクレソンを料理に取り入れてみたいと思います。
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