果物のように甘い玉ねぎがある、という話を聞いたことは無いでしょうか。玉ねぎの生産量が日本第3位の兵庫県にある淡路島。

その肥沃な大地と温暖な気候、排水の良い土壌が平安時代から続く多彩な農業地域と言われています。

その淡路島で栽培されている「淡路島玉ねぎ」という品種は、玉ねぎなのにとても甘く、生食でもまったく辛味を感じないと言われています。

そんな淡路島玉ねぎについて調べてみました。

玉ねぎ 甘い 品種

淡路島玉ねぎの歴史とは?

淡路島は、平安時代に朝廷へ海山の産物を納めていたことから「御食国(みつけくに)」と言われています。

食文化の聖地といっても過言ではないほど、肥沃な土地と温暖な気候、また大雨にも耐えうる排水のよい土壌だと言われています。

明治20年ごろ、兵庫県議会議員の方が玉ねぎの種を持ち込み、栽培を広めたのが淡路島玉ねぎの初めだと言われています。

戦前には価格暴落が相次ぎ、収穫量も低迷していた時期がありましたが、食の洋風化、肉料理などが広まったことから玉ねぎに注目が集まり、飛躍的に生産量が増加したと言われています。

淡路島ではその後も繰り返し研究が行われ、水田三毛作と呼ばれる淡路島独特の栽培体系ができあがり、甘くて栄養価の高い、食感もとてもやわらかい淡路島玉ねぎが作られるようになったと言われています。

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淡路島玉ねぎはどのくらい甘い?

玉ねぎは元々、糖質を多く含む野菜と言われています。

淡路島では、この玉ねぎをより甘くするため、稲を作った水田で玉ねぎの栽培を行ったり、ひとつひとつ丁寧に貯蔵作業を行うことで、とても甘い玉ねぎの栽培に成功しているようです。

糖度はスイカ並みの8~10度が平均値と言われ、中には糖度14%というメロンに匹敵するほどの甘さをもつ玉ねぎも栽培されているようです。

まとめ

淡路島で育てられた玉ねぎは、農家さんの努力と研究の結果、甘くて、やわらかい、果物のような野菜になっているようです。

また、水田で育てられた玉ねぎの栄養価は高く、昔から言われている疲労回復、血液をサラサラにする効果などがとても高いと言われています。

現在では流通網の発達により、全国どこでも手に入れられる淡路島玉ねぎ、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

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