ほうれん草と小松菜はどちらも緑色で同じくらいの大きさの葉の野菜なので、一見区別がつけられないくらい似ています。

ほうれん草と小松菜の見分けを外見と味からみてみましょう。

ほうれん草 小松菜 見分け

ほうれん草と小松菜の外見の見分け

まず、根元を見ます。

ほうれん草はアカザ科の植物で、アカザ科の植物は赤い色素を有するので根元が赤いです。

赤が薄い場合や、ピンクの場合もあります。

一方、小松菜は緑色か薄い緑色です。

この見分けが決定的です。

すなわち根元が赤かったらほうれん草であるといえます。

次に、葉の形の違いから見分けてみましょう。

ほうれん草は、ギザギザして三角形かひし形の形をして、少しちぢれています。

根元から葉が一気に伸びていて、葉はやわらかいです。

小松菜は、ギザギザはなく、丸みのある葉です。

根元の方には葉がなく、葉は茎の先にあります。

ほうれん草でも丸みを帯びたものがあるので、葉の形だけでは、決定的に区別できるとは必ずしも言えません。

葉の軸は、特徴的です。

小松菜はアブラナ科の植物なため、葉の軸が緑で白みがかっています。

ほうれん草は、緑色です。

次に、茎を見てみましょう。

ほうれん草の茎は細いです。

これに対して、小松菜の茎は太く、長いです。

葉の形と茎を合わせて判断すると、葉の先に丸みがあり、茎が太ければ、小松菜であるといえるでしょう。

やわらかい葉で、茎が細いのが、ほうれん草です。

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ほうれん草と小松菜の味の見分け

味と食感についての見分けでは、ほうれん草はやわらかく、濃い味がします。

一方、小松菜はシャキシャキとした歯ごたえを感じます。

生で食べると、ほうれん草は、シュウ酸を含むので、生で食べると、アクが強く、いがらっぽい味がします。

小松菜には、そのようなくせのある味がしません。

ただし、ほうれん草にも、サラダほうれん草と呼ばれるアクの少ない種類があります。

その他の見分けの要素として、匂いがあります。

小松菜の方が、どちらかというと、青臭さが強い感じです。

匂いは個人の感覚の差が大きいので、決定的な言い方はできません。

まとめ

ほうれん草と小松菜は、同じような料理に用いられ、栄養素もほとんど同じで、栄養価に違いがあるが、見た目では似たように見えます。

しかし、上述のような違いに注目すると、明確に区別できますね。

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