庭に梅の木はあっても手入れの仕方が分からず、ほったらかしになっていることはありませんか?
意外と難しいのが剪定の時期なのですが、それには花芽と葉芽を見分けることが大切となってきます。
そこで今回は、梅の木の花芽と葉芽の見分け方について紹介していきたいと思います。
梅の花芽と葉芽の見分け方は?
梅の花は12月末から3月くらいに咲きますが、実を言うと花芽は8月にはすでに存在しています。
この時期に葉の付け根をよく観察してみると、茶色い小さな芽を見つけることができます。
これが来年の葉芽や花芽となり、時期が来れば大きく生長していきます。
1ヶ所の芽の数が1つの時は葉芽が1つ、2つの時は葉芽と花芽、3つの時は葉芽1つに花芽2つと言われています。
葉芽はラグビーボールのようで、花芽はサッカーボールのような形状をしておりほんのりと色づいています。
9月くらいになると花芽が膨らんで蕾となってくるので、葉芽と見分けるのが簡単になってきます。
花芽や葉芽に注意して剪定するの?
一般の園芸書などには花が落ちた後に剪定をすると書かれていますが、庭に植えている場合は、これはアウトです。
翌年の花芽が決まるのが7月~8月ですから、それよりも前に剪定をすると花芽がすべて葉芽に変わってしまいます。
盆栽などはそれほど勢いがありませんが、庭植えの場合は切られたことで枝を伸ばそうと懸命になります。
庭植えの場合は樹勢がありますので、枝を切られても余力があるわけです。
そのため、梅の葉がすっかり落ちてしまってから剪定すると枝ぶりも分かるのでおススメです。
花芽を確かめたら、5芽くらいを残して外芽を切ります。
外芽というのは幹の反対側にあり、幹の内側にある内芽を切ると徒長した枝が出てきやすいので注意しましょう。
まとめ
梅の葉芽と花芽は、遅くとも8月には目で確認することができ、外形的な特徴から判断することができます。
庭植えの梅を切る際は、葉がすっかり落ちてしまってから外芽を切ると翌年もきれいな花を咲かせてくれます。
梅の手入れの方法は、私が思っていたよりも奥が深くて調べていて納得させられることばかりでした。
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