盆栽を初めて育てていると分からないことばかりで嫌になってくるかもしれません。

しかし、咲かせたときの喜びは育てた人にしか分からない感動がありますから頑張ってみましょう。

そこで今回は、盆栽を育てていくうえでネックになる問題をいくつか取り上げていきたいと思います。

梅 盆栽 芽摘み 花が咲かない 葉が落ちる

盆栽の花が咲かない原因は?

花が咲かないのは芽摘みに失敗したからではなく、おそらく剪定の時期が悪かったからです。

梅は5月頃からぐんぐんと勢いよく新芽を伸ばし、6月にはとても長くなってしまいます。

ですから、うっとうしくなって切りたい気持ちは分かりますが、せっかくの花芽が葉芽に変化してしまいます。

剪定は5月の半ばまでに行い、その後に伸びた新芽を秋に適当な長さに切り戻して整えると花は咲きます。

枝を切る際は、新芽(緑色)と古枝(灰褐色)の境目あたりの葉芽の上で切るようにするとうまくいきます。

見た目が気になるのは分かりますが、くれぐれも6月以降は新芽を切らないように注意してください。

春から秋にかけての生育期には、しっかりと太陽の光に当ててあげるようにしましょう。

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梅の葉が落ちる時の対処法は?

葉が変色して枯れて落ちてしまっていても、梅の木は生きていることがあります。

枯れた木の枝の先端から折ってみてポキツと軽く折れるようでしたら、その枝は枯れています。

切り口が白っぽかったり、茶色かったり、水気がない場合も同じです。

もし緑色が残っている場合は、そこから先の部分は生きている可能性があります。

鉢から出してみて根がパラパラと崩れてしまう場合は枯れていますが、そうでない場合はまだ大丈夫です。

少しでも生きている可能性がある場合は、梅の木を鉢から外してそのまま別の鉢へ植え替えます。

毎朝水やりをしっかりと行い数ヶ月間待つと、新しい芽が出てくることがあります。

まとめ

盆栽と言えば、高齢者の趣味といった認識しかありませんでしたが、これほど奥が深いものだったのですね。

本当に植物としっかり向き合って大切に管理していく自信のある人しか育てられないと思います。

それこそ本当に手塩にかけて子どもを育てていくような気持ちで花が咲くのを楽しみにされているのでしょうね。

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