長ネギは野菜の中では比較的生命力が強い植物と言われます。

その理由は、スーパーで売られているネギを根の部分を残してカットしてそのまま水をはったコップに活けたり、畑に植えると芽を出してくることです。

そして含まれている有効成分であるアリシン(硫化アリル)に健康効果が期待でき、昔から民間療法として長ネギは人々に親しまれてきました。

近年は家庭菜園でもネギ栽培にチャレンジされてる方も増えていますね。

しかしネギは栽培期間が長く(8ヶ月)菜園初心者には向かないとも言われます。

実際はどうなのでしょうか?

調べていきましょう!

長ネギ 収穫 雨 対策

長ネギの収穫時期

長ネギは夏ネギと秋・冬ネギで収穫時期が違います。

夏ネギは7月から9月にかけて収穫され主な産地は茨城県、北海道、千葉県などです。

また秋・冬ネギは10月から翌年3月までの収穫となり主な産地は千葉県、埼玉県、群馬県などがあげられます。

千葉県や茨城県はネギの栽培が盛んで、夏も秋冬も出荷量が全国でもトップクラスです!

長雨で根が腐る!?

ネギは生命力が強い野菜ですが意外にも弱点があります。

それは湿気、風通し、暑さに弱いことです。

特に秋冬ネギの収穫時期である秋冬は日照時間も短く雨も降ります。

この大事な時期に注意しなければならないのが『軟腐病』(なんぷびょう)です。

軟腐病は読んで字のごとく茎や葉が腐っていく病気でネギだけに限らず植物全体を通して発生するメジャーな病気のようです。

症状は葉や茎が柔らかく腐っていき独特の腐敗臭を放ちます。

原因は高温多湿により植物が弱っているところにちょっとした傷口(虫食いなど)に細菌が侵入し感染していくことです。

一度感染してしまうとジワジワと症状が進行し、やがて枯れてしまします。

ネギの場合覆土によって湿気に晒されている軟白の部分がドロドロに溶けてしまう症状が顕著で、こうなると商品価値がなくなり廃棄するしかありません。

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対策は!?

なるべく土壌が湿っていない時期を見極めて収穫することが大切ですが、天候が思ったほど好転せずタイミングを逃してしまうこともあります。

一度根が傷んでしまうと取り返しがつきませんので、もし土壌の多湿が改善されないようであれば覆土を少し下げる方法がありますが、日光に当てると軟白部分が緑化しますので湿気対策として籾殻などを覆土の代わりにまくと良いでしょう。

まとめ

ネギは土壌や環境に左右されやすい植物です!

大切な収穫時期に雨や多湿によって思ったほど品質の良いネギを取れない可能性があることもあることを覚えておきましょう!

ネギの弱点を把握して最後まで気を抜かず収穫まで頑張りましょう!

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