毎年冬になると様々な形で私たちの食卓を楽しませてくれる野菜、白くて甘い白菜。
通常の白菜は2~3キロもありますが、煮込んでしまえばしんなりたっぷりと食すことができます。
実はこの白菜も、最近人気の家庭菜園で栽培することが可能なのです。
害虫被害が多いので、いくつか注意する点はありますが、しっかりとポイントをおさえて対策をしていれば問題ありません。
白菜という野菜
白菜は中国北部が原産地で、基本的には冬に旬を迎えます。
アブラナ科の2年草の野菜で、収穫の時期には葉が70枚、80枚と大きくなります。
そんな大きな白菜ですが、100グラムあたり約14キロカロリーととても低カロリーで、ダイエット食品としても好まれます。
また白菜にはビタミンCとカリウム等のミネラルがバランス良く含まれているので、家庭で栽培できたらとてもうれしいですよね。
しかしながら、連作を嫌う白菜なので輪作にするなど対策が必要となります。
白菜の連作
白菜のようなアブラナ科の野菜は連作を嫌います。
連作にしないよう、白菜のみでなくアブラナ科の野菜含めて2年以上あけて栽培するよう対策をとりましょう。
アブラナ科以外のものをはさんで育てて、連作障害が出ないように予め計画を立てていくと良いでしょう。
連作障害
白菜のようなアブラナ科のみだけではなく、連作ができない野菜はたくさんあります。
サトイモ、トマト、ピーマンは4~5年、ナスは6~7年あけるような対策をとらなければならない一方で、連作障害が出にくいカボチャ、小松菜、にんじんなどもあります。
連作障害は土壌自体が病気になってしまったり、悪い線虫が増えてしまう線虫害、そして野菜が腐って育たなくなってしまいますので、必ず輪作対策が必須になります。
いくつかのプランターを準備して、輪作の順番を決めて連作対策をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
白菜だけではなく、野菜には連作ができない種類が実はたくさんありました。
上記には書ききれませんでしたが、連作障害がでてしまう野菜の種類は連作ができる野菜に比べて圧倒的に多かったので、それぞれの輪作年限を確認して予め対策をしておくことが大切です。
人気の家庭菜園は気を付けることもたくさんありますが、ポイントをおさえて何年もかけてたくさん育てていけるようにしたいですね。
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