日本でニラが野菜として本格的に栽培され始めたのは明治以降からと言われています。

当初はニラ特有の強い香りになじめずになかなか普及しませんでしたが、餃子の登場により事態は一変しました。

餃子が外食や家庭料理として認知されるようになりさらにはレバニラ・焼き肉やモツ料理など様々な料理が広く浸透し、わたしたちがすっかり慣れ親しむことが出来る食材となりました。

そんな身近になったニラですが、実はニラは葉先と根元の栄養成分に違いがあるのをご存じですか?

切り方と切るタイミングによってはその栄養分や味に差がでるのです。

そこで今回は、ニラの葉先と根元部分にスポットをあてて切り方と切るタイミングについてご紹介したいと思います。

ニラ 根元 切る

葉先の主な栄養分!効果は?

ニラの葉先部分には、βカロテンや葉酸(クロロフィル)、ビタミンB1類などが豊富に含まれています。

主な効果は?

ニラの葉先に含まれるβカロテンは体の中で必要に応じてビタミンAに変換されます。

この作用が、喉や鼻などの粘膜を保護してウイルスの侵入を防いでくれる効果があると言われています。

葉酸(クロロフィル)には胃腸の中に付着した老廃物の吸着と排出を促すデトックス効果があると期待されています。

根元の主な栄養分!効果・効能は?

根元の白い部分には臭みのあるアリシン(硫化アリル)というねぎや玉ねぎと同じ成分が豊富に含まれています。

アリシンはビタミンB1と結合することで「アリチアミン」という物質に変化します。

主な効果は?

ニラの根元に含まれるアリシンはビタミンB1と結合することで疲労回復や肉体の強壮やだるさの緩和などに効果が期待されます。

アリシンの強力な抗酸化作用がビタミンB1との結合により糖代謝を促進し血糖値の上昇を抑制してくれ糖尿病の予防に役立つと言われています。

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葉先の切り方や切るタイミングは?

調理の際に葉先部分は、細かく切ると前述の栄養分が抜けやすくなります。

ざっくりと切る方がベストと言えます。

切るタイミングは鍋やフライパンに入れる直前にしましょう。

予め切っておくと臭いがきつくなるためです。

また水に弱い性質をもつので切るまでは濡らさないようにしましょう。

なお葉先を炒める際は栄養分を逃さないためにもさっと火を通す程度がよいそうです。

根元の切り方や切るタイミングは?

根元部分については、細かく切るほど前述した栄養成分のアリシンが増えるそうです。

餃子などに利用しましょう。

切るタイミングは葉先を切るタイミングと同様でよいでしょう。

まとめ

以上、今回はニラの葉先と根元部分にスポットをあてて切り方と切るタイミングについてご紹介させていただきました。

ニラを調理する機会があれば是非参考にしてみてください。

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