セロリもパクチーも独特な香りのある野菜ですね。
好き嫌いがはっきりと分かれるところなんかがよく似ていると思います。
セロリもパクチーも、料理の香り付けなどに使用しますが、違いは何なのでしょうか？
ここではセロリとパクチーの違いについてご紹介します。
セロリとは？
セロリとはせり科オランダミツバ属の野菜になります。
イギリスが原産の野菜で、フタリド類とテルペン類化合物に由来する独特な香りが特徴の野菜です。
色は緑、淡緑色、黄白などで、淡色野菜に分類されます。
パクチーとは？
パクチーはせり科のコエンドロ属の野菜になります。
コリアンダーとも呼ばれており、中国などでは香菜（シャンツァイ）などとも呼ばれています。
独特な香りの成分としては、ピネン、デカナール、ノナナール、リナロールなどに由来するそうです。
独特な香りは「カメムシのような匂い」ともいわれているそうで、好き嫌いがかなりはっきりと分かれる臭いのようですね。
セロリとパクチーの違いは？
セロリとパクチーは同じせり科の植物ですが、香りの成分も違うので、かなり違いがある野菜なのではないかと思います。
セロリは食べられるけれども、パクチーは食べられない、という方も多くいるようで、セロリよりもパクチーの方が好き嫌いのはっきりと分かれる野菜ではないかと思います。
葉っぱの形は若干似ている感じはしますが。
セロリは茎が太く育つのに対し、パクチーは太くはならないので、見た目的にもかなりの違いがあるかと思います。
パクチー料理は存在しない？
最近日本ではパクチーの人気が高く、パクチーを大量に使用したパクチー料理などを提供するお店もあるようですが、もともとパクチーを使用していたタイ・ラオス料理にはこのようなパクチーを大量に使用する料理は存在しないそうです。
あくまで薬味として少量使用するのが一般的なようですね。
まとめ
セロリとパクチーは同じせり科の野菜です。
両方共独特な香りがあり、料理の香り付けなどに使用されます。
ですが、香り成分がそれぞれ違い、個人的にはセロリは青臭い感じがします。
一方のパクチーはカメムシの臭いとまで言われているようで、香りもかなりの違いがあるようです。
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