もやしは、安くて手に入りやすい野菜ということで、節約に重宝される野菜です。

もやしは消化に良いか、悪いかを教え致します。

もやし 消化 悪い

消化

消化は、口に入れた食物が歯によって噛み砕かれて、唾液と混ぜ合わされます。

その後、1分前後で食道を通って胃に入り、胃で4時間程度、強酸性の消化液と混ざり、次は、十二指腸に送られて膵液と胆汁と混ざり小腸と送られます。

小腸では、食べ物に含まれている栄養素が8時間前後で吸収され、水分と栄養素を吸収された繊維質などは10時間前後で大腸に送られ、固形物は便となり肛門から排出されます。

それを消化と言います。

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消化に悪い?

もやしを食べると、消化不良で出てくるという話をしばしば聞かれますが、本当に悪いのか調べてみました。

食物繊維が多い食べ物は消化しにくいと言われています。

もやしには、多くの食物繊維が含まれています。

だから、もやしは消化しにくいと言われています。

でも、食物繊維が多いということで、腸の働きを助けるという整腸作用があります。

そのため、腸内環境を整え便通をよくしてくれます。

コレストロールを下げてくれる働きも期待できます。

なぜ、食物繊維が多いと消化に悪いのか調べてみました。

食物繊維は、サラサラ水に溶けるものから粘々するものまで多くの種類があります。

野菜に含まれるリグニンやセルロースなどの不溶性食物繊維、昆布に含まれるアルギン酸や果物に含まれるペクチンなどの水溶性食物繊維、虫歯予防に知られているキシリトールや甘味料に含まれているオリゴ糖などの食物繊維があります。

もやしは野菜なので不溶性食物繊維が含まれています。

その不溶性食物繊維に含まれているセルロースという成分は、分解吸収ができないので消化できないと言われています。

セルロースは消化されないで水分をたっぷり含んで膨張して大腸にまで達し、大腸のぜんどう運動を活性化しスムーズに便を排出してくれます。

まとめ

もやしは野菜なので不溶性食物繊維が含まれていることがわかりましたね。

そのため分解吸収できず消化できないということもわかりましたね。

だからと言って悪いことではなく、便通をよくしてくれるので、たくさん料理に使用していきたいものですね。

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