冷蔵保存の仕方
人参に限らず野菜全般に言えることですが、人参を冷蔵庫に入れる前に注意を払うのが水分の有無です。
人参に水分が付着しているとその部分から腐りやすくなってしまいます。
人参を冷蔵庫で保存する場合は、キッチンペーパーなどで水分をしっかりと拭き取りましょう。
野菜は湿気にも乾燥も苦手なため適切な環境を保って保存すると意外に長持ちします。
水分を拭き取った人参を乾燥と湿気から守るために、新聞紙やキッチンペーパーなどで一本ずつ包みます。
包んだ人参はビニール袋に入れてしっかりと口を閉じましょう。
次その際に実践して頂きたいのが、人参は土の中で縦に育つため野菜室の中でも立てて保存すると傷みにくくなります。
上記の方法を実践した場合、野菜室での保存で約2週間から4週間ほど保存ができます。
新聞紙やキッチンペーパーが濡れてきたら交換すると日持ちしやすくなります。
人参は購入した時点では出荷からどのくらい日にちがたっているかわかりません。
そのため、きちんと保存したからといって長い期間傷まないとは限りません。
人参が見るからに萎んでいたり乾燥してきたら、早めに食べる事をお勧めします。
冷凍保存の仕方
人参は冷凍保存ができる野菜です。
常温や野菜室で保存するより長持ちするので、特売などで大量に買ってしまった場合やしばらく人参は使わないというときは冷凍保存を試してみましょう。
人参は冷凍保存できますが、生のまま冷凍すると味や食感が変わってしまいます。
茹でてから冷凍する方法がおすすめです。
まず人参を調理しやすい大きさに切ります。
軽く下茹でしてから水気を切ります。
一回に使う量をラップで包みフリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。
その際劣化防止の為フリーザーバックに空気が入らない様空気を抜きましょう。
調理する際は解凍はお勧めしません(水分が抜け出てしまうため)食感が悪くなり味も悪くなります。
したがって冷凍した人参はそのまま調理に使います。
まとめ
人参は冬場などの涼しい季節は常温でも2~4週間持ちます。(冷蔵庫の野菜室も同じくらい)
そして人参は冷凍が利きます!
冷凍した人参はそのまま調理に投入して構いません!
みじん切りや細切りにした人参を冷凍しておけば、短時間できんぴらなど一品料理が作れます。
冷凍した食材は酸化や乾燥が防げるので冷蔵保存よりも長持ちします。
しかし少しずつ品質は劣化していきます。
冷凍保存した人参は、1か月を限度に使う事をお勧めします。
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