カレーの具材やハンバーグのトッピングとしておなじみの人参。

甘味があっておいしいですよね。

私たちは当たり前のように「にんじん」と呼んでいますが、漢字で書くと「人参」です。

名前の由来はどこから来たものか気になる方も多いのではないでしょうか。

では人参のルーツをたどっていきましょう。

にんじん 名前 由来

人参は元々「朝鮮人参」のことを指していた

人参は日本国内でも生産されているので、日本の野菜というイメージがありますよね。

ですが、名前の由来は朝鮮で生産された「朝鮮人参」から来ているのだそう。

ただ、私たちが普段食べている人参とは全く異なる植物なので、名前の一部だけが受け継がれたということになりますね。

その朝鮮人参という種の植物は、根っこの形状が枝分かれしており、それが人の形に似ていることから「人参」という漢字で名前が付けられたそうです。

ちなみに今の「人参」の原産国はアフガニスタンです。

朝鮮人参は漢方薬として使われていた

朝鮮人参は中国で漢方薬として古くから使われていました。

漢方といえば「高麗人参」が有名ですよね。

朝鮮人参と名前が似ていますが、実は高麗人参は別称で「朝鮮人参」、「オタネニンジン」と呼ばれており、同じ物なのです。

ちょっとややこしいですが、つまり人参の名前の由来は高麗人参の形から来ていると考えれば分かりやすいですね。

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高麗人参の効果とは

名前の由来が分かったところで、今度は高麗人参(朝鮮人参)には漢方としてどんな効果があるのか気になってきますよね。

疲労回復、病気中と病気後に消耗した体力の回復、虚弱体質の改善、血糖値を下げる、認知症の予防、冷え症の改善、更年期障害の改善、ガン予防など、数多くの効果があると言われています。

私は何かと風邪をひきやすいので「虚弱体質の改善」というのが気になります。

高麗人参は粒上のサプリメントやお茶として販売されているので比較的、摂取しやすいでしょう。

しかしメーカーによって品質に大きく差があるとの声もありますので、慎重に選びましょう。

また、高麗人参は体に良いことばかりでなく、吐き気や動機などの副作用も確認されています。

副作用が出たら直ぐに使用を中止しなくてはなりません。

個人の体質によるものもありますが、効果を期待しすぎての過剰摂取が原因として一番多いと言われています。

はやる気持ちをグッと抑えて用法容量を守りましょう。

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まとめ

人参のルーツをたどった結果、高麗人参の漢方としての凄さを目の当たりにしましたが、人参にもビタミンAという強力な栄養素がたっぷり含まれています。

ビタミンAはのどや鼻の粘膜を守り、肌に潤いを与え、夜間の視力低下を防ぐ効果があると言われています。

(ただしビタミンAの過剰摂取も良くないとの声がありますので注意は必要ですが)

人参も高麗人参も、種類は違えど体の調子を整えてくれる食材だということが分かりましたね。

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