私たちにとってキャベツという野菜は大切な栄養源であることはご存じの通りですね。
ちなみに厚生労働省が公開した平成24年度の「日本人における野菜の摂取量ランキング(1歳以上)」ではキャベツは堂々の第3位にランクインされています。
少し詳しく話しますと11月のある1日に調査を行い、1歳以上男女32,228名の内、14,782名が1日あたり866,693gを食べているという結果となりました。
なお参考までに1位はだいこん、2位はたまねぎでした。
これだけ私たちの暮らしに密接に関係するキャベツですが、実は以外に知らなかったことがあります。
それは店頭でキャベツの隣などに並ぶ芽キャベツが実は同じアブラナ科でありながら品種が全く違う野菜であるということなのです。
今回はその違いについてご紹介したいと思います。
“キャベツと芽キャベツ”の違い
成長の違い
キャベツは1株につき主軸が土の上で、結球し球形となり成長しますが、芽キャベツは茎が長くなりながらその茎にたわわに小さなキャベツのような球形の芽が実ります。
この“わき芽”と呼ばれるところが芽キャベツです。
1株について50~60個実る場合もあります。
料理の違い
一般的なキャベツは甘みを含み、生のままでも千切りにしてフライなど揚げ物の付け合わせにしたり、焼きそばやお好み焼きの具材、野菜炒めなど多くのバリュエーションで料理に使用されています。
一方芽キャベツは甘みもありますが、多少苦みがあるため、シチューや煮物等に使われる場合が多いようです。
芽キャベツの料理(レシピ)で美味しいものをご紹介致します。
<芽キャベツのスープ>
材料(3人分)
- 芽キャベツ:15、6個ぐらい
- コンソメ:1個
- 水:550ccから600cc
- ベーコン:2枚
- 粉チーズ:小さじ1から2杯
- 塩こしょう:少々
- 卵:1個から2個
作り方
- 芽キャベツを十分に洗い切り口が黒いところは切り取る
- 熱湯ですばやく茹で水切りする。ベーコンは1センチ幅に切り、卵には塩こしょうと粉チーズで味付けておく。
- 別に用意した鍋に水とコンソメを加え沸騰後芽キャベツとコンソメを入れる。
- 沸騰したら卵を流し入れてふんわりしたところで火を止める。
※煮込みすぎると色が黒くなるので要注意
栄養価の違いは?
芽キャベツはキャベツよりも栄養価が断然豊富です。
特にビタミンCはキャベツの約4倍でビタミンKは約2倍ありβカロチンにいたっては約12倍もあります。
たんぱく質、ミネラルや食物繊維もたっぷりなのです。
まとめ
以上、今回キャベツと芽キャベツの違いについてご紹介いたしました。
芽キャベツはキャベツに比べてまだ浸透していない部分があるようなので、少し重点的にスポットをあててみました。
これを機にキャベツに比べて栄養価の高い芽キャベツ料理にも興味を抱いていただければと思います。
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