キャベツは1年中いつでも手に入れることができ、また栄養価が高いことから離乳食にぴったりな食材となっています。
そこで今回はキャベツを使った離乳食のレシピを初期、中期、後期でそれぞれ紹介していきます。
栄養価の高いキャベツ
キャベツは栄養価の高い食材であることで知られています。
ではまず、キャベツがどれだけ栄養価の高い食材であるのか紹介していきます。
ビタミンが豊富なキャベツ
キャベツにはビタミンCがたくさん含まれています。
ビタミンCには免疫力を高める効果があり、風邪予防に高い効果を発揮してくれます。
また胃の粘膜を守ってくれる働きをもつビタミンU、止血や骨の形成を助けてくれる働きをもつビタミンKとビタミンが豊富となっています。
赤ちゃんにとってビタミンKは重要です。
特に新生児はビタミンK欠乏性出血症にかかりやすいため、ビタミンKを摂取しなければなりません。
そのため、生まれたばかりの新生児にK2シロップを飲ませるというわけです。
他の栄養素は?
キャベツには、ビタミンだけでなくカロテンやカルシウムも含まれています。
キャベツには春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツとあります。
最も栄養価の高いのは春キャベツなんだそうです。
そのため春キャベツは特に離乳食にぴったりな食材となっています。
キャベツを使ったおすすめ離乳食レシピ
キャベツは栄養価が高く、またクセのない野菜で甘みもあるため離乳食におすすめの食材となっています。
そこでキャベツを使った離乳食のレシピを紹介していきます。
離乳食初期
くせのない野菜のため、離乳食初期から食べさせることができます。
しっかり加熱しくたくたにします。
その後細かくみじん切りにし、すり鉢ですりつぶし裏ごしし食べやすくしていきます。
離乳食中期
中期になるとすり鉢ですりつぶし、裏ごしする必要がなくなります。
しかしいきなりそのまま食べさせるというよりはすりつぶした状態であげましょう。
だんだんとすりつぶした状態を少なくしいくというように徐々に形状を変えていくといいでしょう。
中期におすすめのレシピは、キャベツとささみのみぞれ煮です。
中期からは鶏ささみ肉といったお肉を食べさせることができます。
まず鶏ささみを茹で、手でほぐしていきます。
お鍋に出し汁を入れキャベツが柔らかくなるまで煮ていきます。
煮たキャベツはみじん切りにし、出し汁にキャベツ、鶏ささみ肉、そして大根おろしを加えて3分ほど加熱して出来上がりです。
離乳食後期
離乳食後期になると、形のあるものを手づかみ食べで食べるようになります。
そのため手づかみしやすい食べ物を与えてあげるようにしましょう。
離乳食後期でおすすめしたいレシピは、キャベツとツナのおやきです。
微塵切りし軽く加熱したキャベツと油をきったツナをボウルに入れ混ぜ合わせます。
小麦粉を加え、さらに混ぜ合わせます。
お好みで醤油を少々垂らして下さい。
混ぜ合わせたキャベツ、ツナをおやきの形にし油で焼いていきます。
まとめ
今回は離乳食におすすめの食材、キャベツについて紹介しました。
キャベツがいかに栄養価が高いのか、またおすすめの離乳食レシピも紹介しました。
赤ちゃんに居る家庭は、ぜひ離乳食にキャベツを与えてみて下さい。
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