里芋と自然薯と山芋の違いって何でしょうか?
調べてみました。
里芋とは
里芋はサトイモ科の植物の塊茎と肥大した地下茎の総称をいいます。
この肥大した地下茎を主に食用としています。
株の中心に親芋ができ、その周りに小さな子芋が増えていきます。
色々な種類があり、たけのこ芋もように親芋を主に食べる品種や土垂などのように子芋だけ食べるもの、また、エビ芋のようにどちらも食べるのもあります。
里芋の保存方法は、冷蔵庫には入れないことです。
暖かいところで採れるものなので、冷蔵庫に入れると低温障害を起こして早く傷みやすくなります。
皮を剥くときは、一度よく水洗いし、乾かしたものを剥きます。
濡れたままだとぬめりがあるため剥きにくいです。
煮物などの料理に使うのがおすすめです。
里芋と山芋の違い
里芋は、根茎を食べるために栽培されている栽培種の総称で「里で栽培される芋」と言われています。
山芋は、「自生で山に生える芋」として分けられています。
植物学上では、里芋はサトイモ科サトイモ属に分類される植物で、東南アジア原産のタロイモ類の仲間になります。
里芋はスーパーでよく見る丸いタイプの里芋だけでなく、細長い「たけのこ芋」やエビのように曲がった「エビ芋」など品種がたくさんあります。
山芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で、ヤマノイモ属に属する芋の総称を「山芋」と言います。
山芋は大きく分けると、自然薯のような日本原産の山に自生する「山の芋」と長芋や大薯のように中国原産の栽培された芋とに分けられます。
自然薯とは
自然薯はヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマノイモ種の芋です。
自然薯は自然生(ジネンジョウ)とも呼ばれ、日本原産のヤマノイモです。
かつては山に自生している天然のものを収穫していましたが、近年では栽培がさかんに行われるようになり、まっすぐに伸びた綺麗な形のものが流通しています。
自然薯は、地上部分に長いツルを伸ばし、葉の形はハート型で先が細くとがった形をしています。
秋になるとムカゴと呼ばれる実をつけます。
地下の芋の部分が秋に肥大し、冬に地上部が枯れ収穫ができるようになります。
自然薯の保存方法は、乾燥を嫌うため、新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室で保存できます。
収獲したものによっては、アクが出るため、酢水などに付けておくと変色を防ぐことができます。
自然薯はすりおろし、とろろにして食べることができます。
自然薯と里芋の違い
品種が異なることは説明いたしましたが、他にも違いがあります。
それは自然薯などの山芋は生で食べることができますが、里芋は生で食べることができません。
粘りがあり、かゆみが発生したりするなどの症状はどちらにもあります。
まとめ
里芋と自然薯と山芋の違いが詳しく分かりましたね。
どちらも美味しいので料理によって分けて使ったいきたいです。
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