山芋の葉ってどんなものでしょうか?
見分け方などあるのでしょうか?
調べて、まとめてみました。
山芋とは?
山芋は正式には「ヤマノイモ」で、山で自生する「自然薯」のことなどを指します。
山の芋である自然薯は日本原産で独特な味わいで風味が良く、粘り気が強いです。
一方、「長芋」は中国原産で、日本では栽培された芋になります。
長芋は山芋に比べ水分が多く、粘り気が弱いため、短冊切りなどで食べられることが多いです。
また、「大和芋」も中国原産でお店などでもよく見かけます。
大和芋は粘り気が強く、すりおろしてとろろやお好み焼きのつなぎなどに使われます。
これらの「自然薯」「長芋」「大和芋」の総称でヤマイモと呼んでいます。
山芋の葉!似ている植物とは?
山菜採りで自然薯を探す場合は、ツルが左巻きになっていて、葉が左右対称にハートの形をしているものが自然薯になります。
鬼野老(オニドコロ)と呼ばれる植物は、ツルや葉の形が似ているので間違えやすいそうです。
ツルの方向と葉の形状をよくみて採取することが大切になります。
大きな違いは、山芋の葉は縦長のハートでオニドコロは横長のハート、山芋はムカゴが出来るがオニドコロにはムカゴはできない。
山芋の葉は透かすと横に走る細かい葉脈がはっきり見えるが、オニドコロの葉は透かしても見えない、山芋の葉は対生で、オニドコロの葉は互生であるなどの違いがあります。
オニドコロって?
オニドコロは鬼野老と書き、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草です。
地下の根茎は太く長く伸びてひげ根を出します。
地上に伸びる茎は右巻きのツルを出して木に絡みついて生長します。
開花時期は7月~8月になります。
根茎には苦味があり、有毒なので注意が必要です。
ニガカシュウとは?
ニガカシュウ(苦何首鳥)と呼ばれる植物があり、葉の形が普通のハート型で互生するものです。
ヤマノイモ科では最大で、大きなものでは15cmくらいあります。
葉の付け根にはムカゴがあり苦味があります。
ニガカシュウの葉っぱは互生で1つの茎に葉っぱが異なった方向を向いてつくそうです。
山芋は対生で一つのフシ部分に2m枚向いあってつくので区別はつくようです。
まとめ
山に自然薯を掘りに行くときには、ツルの向きや葉の大きさ、ムカゴがついているかどうかを見て、掘っていきたいですね。
ムカゴもニガカシュウのムカゴがあるのでこれも要注意です。
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