近年は家庭菜園やベランダ栽培、キッチンの片隅での水栽培など、色々な形態で野菜を栽培される方が増えてきていますよね。

ホームセンターなどで色々な準備をして本格的に始めるのもいいですが、食材として使った残りを水につけておくいわゆる再生野菜なども、毎日の成長を観察した上で食材の再利用もできて楽しいですよね。

山芋もそのように気軽に家庭で栽培することができるのでしょうか?

山芋 栽培 ペットボトル

山芋の一般的な栽培方法は?

山芋は、種芋を植えて育てるのが一般的な栽培法のようです。

暖かくなってきた4~5月の季節に植えこみ、冬に収穫するという流れになります。

植えつける種芋は芽が出ているものを選ぶことが大切で、その後は水分や肥料を絶やさないようにします。

山芋は湿り気のある環境を好むようですね。

山芋の育て方あれこれ

山芋は種類によっては長く伸びたり横に広がったりと、収穫時に傷つけてしまうのが心配ですよね。

栽培のしかたにも色々工夫されたものがありますので、ご紹介しましょう。

山芋はプランター栽培も可能ですが、特に長芋みたいに長細い形状のものは、横向きに寝かせる形で栽培するのがいいようです。

山芋栽培用のパイプも販売されているようですので、それを使えば真っ直ぐに伸びて収穫も楽ですよね。

パイプの代用品を工夫している例もあります。

ダクト栽培といって、ビニールダクトという細長い筒状の袋にもみ殻と赤玉土を3対1の割合に混ぜたものを8割程度詰め、その中で長芋を栽培するという方法です。

これだと、袋ごと引っ張るだけで収穫できるので簡単ですね。

また、身近にあるものの再利用としては、山芋栽培用のパイプの代用品としてペットボトルを使用するという方法もあるそうです。

特に堀りあげるときに助かりそうな方法ですよね。

特徴ある形状の山芋ですので、特に収穫の際に傷つけない工夫がとても大切かもしれませんね。

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山芋はつるが伸びていき「むかご」が実る!?

「むかご」とは、自然薯などヤマノイモから地上へ伸びるつるにできた直径5~10mm程度の小さな粒の芋です。

秋になると葉の付け根の部分に複数実り、多いときには1本のつるから100個程度も採れるようです。

小さいですが、ちゃんと芋の性質を持っていて、これを土に植えておけば、春には芽が出ることがあるんだそうです。

ただ、むかごから栽培する場合、芋が収穫できる大きさになるまでには3年くらいかかること、むかご自体の発芽率もそれほど高くないため、色々なコツを知ってからの方がよさそうです。

むかごを収穫せず放置した場合、自然に地面に落ちて芽を出すのですが、これを土の中に混ぜ込んでしまうと芽が表面まで育たず枯れてしまうため、「捨てておく」必要があると言われています。

気温の激しい変化や雑草にも弱いということですので、山芋を確実に収穫したいのであれば、やはり種芋を植え付けるのがいいでしょう。

もちろんむかごは食べることができます。

塩茹でや素揚げ、天ぷらなどもいいですし、むかごご飯なども人気があるようです。

まとめ

山芋の栽培が家庭で出来るなら試してみたい!という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

土の中で成長していくので途中どのようになっているか分からないのが心配ですが、地上に伸びたつるを整えればグリーンカーテンになりますし、むかごの収穫も楽しいですよね。

興味のある方はぜひお試しください。

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