みなさんの中には田舎などにドライブに行った際に農家さんの軒下に吊るされている玉ねぎを目撃され、そののどかな風景に日常を忘れて癒されたことがある経験をお持ちの方もおられると思います。
それはとても心温まる情景ですが、少し待って下さい。
あのわたしたちの目に映る玉ねぎ、なぜ吊るされているのでしょう?
多分それは、自宅の畑で栽培して収穫され、保存するために吊るしているのでしょうが、その理由が判りません。
そこで今回は、収穫された玉ねぎを吊るす理由とその方法についてご紹介したいと思います。
なぜ玉ねぎを吊るす?
玉ねぎは他の野菜と違い、湿気に弱い食材です。
常温の状態で風通しがよく日の当たらない湿気の少ない場所で吊るすと比較的長期間の保存が可能になります。
そして何よりも腐りにくくなります。
吊るして保存すると、葉の栄養成分が実の方に降りて味に旨みが出るそうです。
玉ねぎ自体は、乾燥状態の色の方が生き生きしているのに加え、実も引き締まって美味しくいただけるみたいです。
玉ねぎの種類によって吊るし方を変える?
- 新玉ねぎ・早生種の場合
玉ねぎに付く葉や根を切ってからネットや使わなくなったストッキングに入れます。
入れた状態のものを日が当たらなくて風通しのよい湿気の少ない場所に吊るします。
玉ねぎどうしが重ならないように配慮するとより長期間の保存が可能です。
- 晩生種の場合
玉ねぎの葉や根は切りません。
そして、ビニール紐などで束ねます。
風通しの良い場所で雨をある程度防げる軒下などに吊るすのがベストです。
玉ねぎを紐で吊るすための準備方法は?
<準備しておくもの>
60cmぐらいに切ったビニール紐
<結ぶ方法>
- 縛るには玉ねぎ2個を1単位として合計4個を1つとします。
- 葉が付いた玉ねぎの葉部分どうしを本結びで2個巻き付けます。
- 2のやり方でもう一つ作り、中央で1つにするため結びます。これも本結びがよいでしょう。
- 4個で1単位になった玉ねぎは真ん中部分に引っ掛けて軒下などに吊るします。
※玉ねぎ同士はなるべく接触させないようにしましょう。
まとめ
以上、今回は、収穫された玉ねぎを吊るす理由とその方法についてご紹介させていただきました。
わたしたちの食生活に根ざした万能野菜である玉ねぎ、腐らせることのないよう心がけたいですね。
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