大根の代表的な調理方法として思い浮かぶのは、大根おろしや煮物ではないでしょうか。
この様な調理法の差によって、栄養素がなくなってしまうのではと考えてしまいますね。
実際に、調理法によって栄養素は異なるのでしょうか。
また、調理に最適な方法についてもまとめました。
大根に含まれる主な栄養素とは?
大根は、もともと葉と根の部分で栄養素が異なります。
葉の部分は、主に葉酸・ビタミンE、カルシウム、鉄など。
根の部分はビタミンC、カリウムなどです。
ビタミンC、カリウム、葉酸は熱に弱く、茹でてしまうと栄養素が溶けだしてしまいます。
しかし、栄養素が変わらないどころか増えるものもあります。
ビタミンEは、熱に強く溶け出すことはなく、ほとんど変化が起こりません。
油と合わさることによって体内への吸収率も良くなる効果が期待出来ます。
生の大根の栄養素は?
大根には、ビタミンや葉酸以外にも様々な成分を含んでいます。
その成分のほとんどは、火を通さないで食べることで体に良い影響を及ぼすものです。
- イソチオシアネート
熱に弱く、火を通すことで消えてしまいます。
大根を切ったり大根おろしなどにすることによって作られる成分なのです。
これは大根おろしの辛味の元となる成分でもあります。
白血球活性化するため、外部から侵入する菌への抗体が強くなる効果が期待出来ます。
しかし、熱で消えてしまいます。
大根の調理時間と食べ方
大根に火を通す時間は、味を染み込ませるのであれば15分程火を通した後に火を止め、さらに15分程度置きましょう。
冷めて行く間に味が染み込むため、火を止めてからの時間も重要です。
葉の部分は捨ててしまいがちですが、先にあげたように栄養素が含まれています。
葉はお浸しなどにして食べることがおすすめです。
まとめ
大根には様々な栄養素が含まれており、それらは熱に弱いものが多いのです。
また、大根には食物繊維も含まれます。
この食物繊維は、熱に強いペクチンという種類であるため、煮る・茹でる・焼くなどの調理を行っても変化が無いと言えます。
栄養素を重視するのであれば、生で食べることがおすすめです。
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