水菜の生育が急に止まったり、思うように水菜が育たないと思ったことはありませんか?
水菜の栄養成長が止まる原因と対策や、水菜の収穫時期が遅い品種についてお伝えしたいと思います。
是非参考にしてみて下さい。
目次
水菜の栄養成長が止まる原因と対策は?
水菜の栄養成長が止まる原因はとう立ちです。
とうは花を咲かせる茎で、花茎が伸びることをとう立ちや抽台と言います。
植物は自分の体を大きくする栄養成長と種を残す生殖成長の2つの生育段階があり、とう立ちは生殖成長が始まった合図です。
水菜などの葉菜類の多くは、とう立ちが始まると栄養成長が止まってしまい、葉が硬くなって食味が落ちてしまします。
ですので、葉菜類はとう立ちする前に収穫する必要があります。
とう立ちの原因
- 種蒔きした時から低温に一定期間遭遇してしまった
- 一定の大きさに成長してから低温に一定期間遭遇してしまった
- 高温や日長が12時間よりも長い
などがあげられます。
とう立ちの対策
- 低温に当てないようにする
- 冬場にあまり大きくならないように種蒔き時期を調整する
- とう立ちの遅い品種を選び植える
- 夜間に光が当たる場所に植えるのを避ける
などの対策をします。
水菜の収穫時期が遅い品種は?
晩生千筋京水菜
茎は細く純白で葉の切れ込みは浅いです。
分けつ旺盛な晩生種です。
葉っぱの切れ込みが浅いため葉幅が広くてボリューム感があって、大株どり品種として最適です。
お浸しや煮物にしたり、開花前の蕾や茎を使ってお浸し・油炒めにしても甘みあって美味しいです。
晩生丸葉壬生菜
秋蒔き越冬で大株になる晩生種です。
耐寒・低温伸長性に優れていて大株どりに適している晩生種です。
葉の色が濃くて、葉先が丸いやや大葉です。
生育は旺盛で病気に強くて栽培しやすいです。
分けつに優れていて2kg以上の大株になります。
特有の辛味がありますが、煮物・鍋料理・浅漬けに最適です。
早生種・中生種・晩生種とは?
- 早生種:種蒔きから収穫までの生育期間が短く、晩生種に比べると背丈は低くて収穫量も少ないです。
- 中生種:種蒔きから収穫までの育生期間が早生種より遅くて晩生種より早い品種です。
- 晩生種:種蒔きから収穫までの期間が長く、早生種に比べると背丈は高くて収穫量も多いです。
まとめ
同じ水菜の種類でも品種の性質によって、種蒔きと収穫時期が違うのが分かりました。
適正な時期に種蒔きや苗植えをして上手く栽培して収穫量をあげましょう。
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