紫色の可愛い形をしたお野菜といえば「ナス」。
様々なお料理で美味しく食べることが出来ますが、なすに含まれているポリフェノールには、実は嬉しい効能があると言われているんです。
今回はナスのポリフェノールについて、詳しく調べてみました。
ナスに含まれるポリフェノールの効能が注目される理由とは?
様々な種類があるナスですが、その90%以上が水分や糖質で出来ていると言われています。
和食やイタリアンなどにもよく使われるお野菜で、加熱するとトロトロになる食感も、ナス好きにはたまりません。
普段のお料理には「皮を剥いて使うことが多い」という方もいると思いますが、実はナスの鮮やかな紫色の皮に含まれているポリフェノールには、嬉しい効能がたくさんあると言われています。
ナスの皮には栄養がたくさん含まれているので、出来れば皮を剥かずにお料理して食べることで、効率よく摂取出来ますね。
ちなみに、ナスから抽出したポリフェノールのことを「ナスニン」と呼び、アントシアニンという色素の一種になります。
その効能は、日本人の亡くなる原因でも上位を占めている、癌や脳卒中の予防、高血圧などの生活習慣病や眼精疲労にも効果を発揮すると言われています。
「ナスニン」は、悪玉コレステロールが酸化するのを防止し、血液をサラサラにしてくれるので、血管の詰まりも予防してくれることが期待できます。
そのため、動脈硬化や脳卒中になりにくいと言われているのです。
「ナスニン」は、加熱の有無を問わず80%以上の制御効果があると言われています。
発がん物質に対して、高い制御効果があるため、癌予防につながる効能が期待できるようです。
「ナスニン」は「ナス」にしかないポリフェノール?
実は「ナスニン」は、ナスにしか含まれていないポリフェノールと言われています。
ただ「白なす」や「青なす」には「ナスニン」は含まれておらず、なす紺と呼ばれる色の濃い、ツヤがあるナスを選ぶことで、「ナスニン」の効能を高めることが出来るようです。
あまり栄養がないように思われがちななすですが、八百屋さんで手軽に手にはいり、知らず知らずのうちに病気の予防が出来ていたなんて驚きですね。
この「ナスニン」ですが、旬の時期のナスの方が、より多くポリフェノールが含まれていると言われています。
旬の時期のナスを食べることで、「ナスニン」も多く摂取出来るので、ツヤのある濃い色の旬のナスを選んでみてくださいね。
茄子の皮には「ナスニン」と呼ばれるポリフェノールの一種であるアントシアニン系色素が含まれている。これには活性酸素の働きを抑制したり、癌や動脈硬化、高血圧の予防にも効果があるとされている。
— 茄子神bot (@nasugamibot) 2018年3月26日
まとめ
ポリフェノールという言葉はよく耳にする機会があると思いますが、意外と知られていないナスのポリフェノールの効能。
これを機に、少しずつお料理にナスを取り入れてみると、嬉しい効能にいつか助けられる日があるかもしれません。
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