わさびを栽培するにはきれいな水が必要、というイメージがありますよね。

このきれいな水は井戸水やペットボトルの水でもいいのでしょうか?

ここではわさびを栽培するときの水についてご紹介します。

わさび 栽培 井戸水 ペットボトル

わさび栽培には井戸水やペットボトルの水でもいい?

わさびを栽培するときに重要になってくるのが水ですよね。

この水、井戸水やペットボトルの水でもいいと思いますが、わさびの栽培に必要なのは大量の流水になります。

また、水温も8~18度の範囲がいいようです。

夏場などは水を溜めておくとすぐに水温が上がってしまいますよね。

水温が28度を超えると根茎が腐ってしまう原因になるので、そうならないためにも流水が必要になるのです。

さらに、鉄分やカルシウムの含有量の多い水は、わさびの栽培には適していないそうです。

わさび栽培に流水が必要なもう一つの理由

わさびは温度が高くなると根茎が腐る原因になってしまうため、流水で水温が上がらないようにします。

もう一つの流水が必要な理由は、わさびが出している成分です。

わさびには辛み成分がありますよね。

辛み成分が殺菌作用が期待できたり、他の植物の生育を阻害する働きがあったりするのですが、わさび自身の生育も阻害してしまうのです。

この成分を流すためにも流水が必要になるのです。

自分の出した成分で生育が阻害されてしまうなんて、変わった植物ですよね。

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わさびは流水がないと栽培できないの?

わさびを家庭でプランターなどを使って栽培することもできるようです。

かなり難しいようですが、栓のできるプランターに川砂を入れて、水を砂の上2cmくらいまで入れて、水栽培をするそうです。

辛み成分がたまらないようにこまめな水換えと、夏の寒冷紗などでの暑さ対策が必要になり、あまり初心者には向いていない野菜のようですね。

畑わさびなら比較的簡単に栽培できる

根茎を収穫するものを沢わさびと呼び、根茎がほぼ収穫できないものを畑わさびと呼ぶようです。

この畑わさび、茎や葉を食べるために栽培するのですが、水はけのいい半日陰の場所で比較的簡単に栽培することができるようです。

わさびの風味は茎や葉でも楽しめるので、わさびを栽培したいけど難しそう、と思っている方は、畑わさびの栽培をしてみるといいかもしれませんね。

まとめ

わさびの栽培には井戸水やペットボトルの水でもいいと思いますが、重要なのは水が流れることのようです。

水温が一定になるように注意することと、わさび自身が出す辛み成分を流すためにも、水の質というよりも流水であることが重要なようです。

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